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よみ:しゃぼんおうじとむげんじごく

「シャボン王子と無間地獄」の歌詞

焚吐
2019.2.20 リリース
作詞
焚吐
作曲
焚吐
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昔々むかしむかしのおはなし 某国ぼうこく王子おうじ気付きづいた
「どうやらぼくひとみ他人ひととはすこ勝手かってちがうようだ」
いつからかいえこえ民衆みんしゅうこえもお父様とうさまこえ
いろいたシャボンだまとなってかれ視界しかいめた

よろこびはピンクいろ うそをつけばすぐににごった
かくれて悪事あくじはたら不届ふとどもの一目ひとめかった
「ああ このちからさえあれば全部ぜんぶ安泰あんたいだ」 そう確信かくしんしたんだ
人々ひとびとかれを"シャボン王子おうじ"とんだ

ふわふわふわふわり… 絵本えほんなかみたいな光景こうけい
ぱちぱちぱちぱちり… 舞踏ぶとうじょうのシャンデリアよりきれい

「これはきっとさ 神様かみさまから見初みそめられた証明しょうめい
このくにまもっていく そのためにまれてきた
どうせならさ こころこええたならいいのに」
それをいた神様かみさままぐれにねがいをかなえた

市場しじょう見回みまわちゅう せぎすの青年せいねん出会であった
自殺じさつ願望がんぼうくろいシャボンとなってそらおおっていた
ぼくたからにはもう大丈夫だいじょうぶだぞ」そうってかたたたいて
おもえばそれが歯車はぐるまくるわせた瞬間しゅんかんだった

初対面しょたいめんおとここころ見透みすかされた羞恥しゅうち
なにより期待きたいという無邪気むじゃき重圧じゅうあつえられるわけなく
青年せいねん力一杯ちからいっぱいしたり そのんでしまった
どこからか甲高かんだか悲鳴ひめいこえた

"人殺ひとごろし"といしげられてもせぬ職務しょくむ罪悪感ざいあくかん
ときたずさけおぼ自己じこさかいくす毎夜まいや
うつるものすべかがみまえじゃぼくれいれずてきなんだ」って
そうのこしとうとうれた

数年前すうねんまえ栄光えいこううそみたいな地下牢ちかろう
一族いちぞくはじ」と 「まなきゃよかった」と
さげすこえかれみみにはもうとどかない


もはやいきするだけのしかばねあましていたところ こうつぶや
かみすべておまえのせいだ」
ひどくはしった両目りょうめそらにらける

神様かみさまはこうかえした 「調子ちょうしんな」って
おれみが間違まちがってたっていうのか
それならばおのぞどおり"ぎたちから"をくしてしんぜよう

つちかえれ、いのち諸共もろとも こんな恩知おんしらずなだけの失敗作しっぱいさく
天国てんごくにも地獄じごくにさえもけるなんておもうなよ
さあ、これで全部ぜんぶおしまい」

所詮しょせんかれえたところで おとずれる平和へいわ巨悪きょあくもなかった
この世界せかいなにあたえられなかった さながらはじめからなかったかのように
これからかれはあのあやまちをかえりみることもつぐなうことも
自分勝手じぶんかってくことも到底とうていゆるされず
""という無間地獄むげんじごくなか永久えいきゅう彷徨さまよつづけるのだ
めでたしめでたし…

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曲名:シャボン王子と無間地獄 歌手:焚吐