結むすばれる恋こいよりも
こわれてしまった恋こいのほうが
美うつくしいものだよ
そう つぶやいたあの時ときの
あなたの淋さびしそうな横顔よこがお
青あおい海うみの光ひかりがまぶしくて
細ほそめたのかしら あなたの目めは
遠とおくを見みていた
この海うみを捨すて この山やまを捨すて
あなたはどこに行いけるのかしら
この恋こいが終おわり
この別わかれが思おもい出でになるころ
牡鹿おじか半島はんとう 朝霧あさぎりたち
私わたしは一人ひとり 舟ふねを浮うかべ
霧きりのむこうへこぎ出だすの
わけもなくふるさとを
忘わすれてしまいたい そんな時ときが
あるものだよ
そう つぶやいたあの時ときの
あなたの苦くるしそうな横顔よこがお
淡あわい入江いりえの影かげがせつなくて
とじたのかしら あなたの目めは
遠とおくを見みていた
この海うみを捨すて この山やまを捨すて
あなたはどこに行いけるのかしら
この恋こいが終おわり
この別わかれが思おもい出でになるころ
牡鹿おじか半島はんとう 漁火いさりびもえ
私わたしは一人ひとり 舟ふねを浮うかべ
夜よるのむこうへこぎ出だすの
この恋こいが終おわり
この別わかれが思おもい出でになるころ
牡鹿おじか半島はんとう 漁火いさりびもえ
私わたしは一人ひとり 舟ふねを浮うかべ
夜よるのむこうへこぎ出だすの
結musuばれるbareru恋koiよりもyorimo
こわれてしまったkowareteshimatta恋koiのほうがnohouga
美utsukuしいものだよshiimonodayo
そうsou つぶやいたあのtsubuyaitaano時tokiのno
あなたのanatano淋sabiしそうなshisouna横顔yokogao
青aoいi海umiのno光hikariがまぶしくてgamabushikute
細hosoめたのかしらmetanokashira あなたのanatano目meはha
遠tooくをkuwo見miていたteita
このkono海umiをwo捨suてte このkono山yamaをwo捨suてte
あなたはどこにanatahadokoni行iけるのかしらkerunokashira
このkono恋koiがga終owaりri
このkono別wakaれがrega思omoいi出deになるころninarukoro
牡鹿ojika半島hantou 朝霧asagiriたちtachi
私watashiはha一人hitori 舟funeをwo浮uかべkabe
霧kiriのむこうへこぎnomukouhekogi出daすのsuno
わけもなくふるさとをwakemonakufurusatowo
忘wasuれてしまいたいreteshimaitai そんなsonna時tokiがga
あるものだよarumonodayo
そうsou つぶやいたあのtsubuyaitaano時tokiのno
あなたのanatano苦kuruしそうなshisouna横顔yokogao
淡awaいi入江irieのno影kageがせつなくてgasetsunakute
とじたのかしらtojitanokashira あなたのanatano目meはha
遠tooくをkuwo見miていたteita
このkono海umiをwo捨suてte このkono山yamaをwo捨suてte
あなたはどこにanatahadokoni行iけるのかしらkerunokashira
このkono恋koiがga終owaりri
このkono別wakaれがrega思omoいi出deになるころninarukoro
牡鹿ojika半島hantou 漁火isaribiもえmoe
私watashiはha一人hitori 舟funeをwo浮uかべkabe
夜yoruのむこうへこぎnomukouhekogi出daすのsuno
このkono恋koiがga終owaりri
このkono別wakaれがrega思omoいi出deになるころninarukoro
牡鹿ojika半島hantou 漁火isaribiもえmoe
私watashiはha一人hitori 舟funeをwo浮uかべkabe
夜yoruのむこうへこぎnomukouhekogi出daすのsuno