新聞しんぶんの一面いちめんに 僕ぼくの名前なまえ見出みだしで
あんたの気きを惹ひきたい
今日きょうじゃないと 絶対ぜったいだめなんだよ
黄色きいろい線せんの上うえ ギリギリのステップで踊おどっている
うまいこと染そまれないよ 借かりもんの個性的こせいてきじゃ減点げんてん
面倒めんどう事ことにノックダウン 一人暮ひとりぐらしはまあキツいです
表参道おもてさんどうから松濤しょうとう 僕ぼくはダンサーインザダーク
安月給やすげっきゅうで惨敗ざんぱい まだ工事こうじ終おわんないし
好すき嫌きらい 大都会だいとかい
イヤフォンの向むこうで 歌うたう声こえに焦こがれている
劣等感れっとうかん、厭世的えんせいてきな気分きぶんで朝あさを待まって
こんな思おもいを知しっても 鼓膜こまくの上うえであなたが
クソみたいな現実げんじつを一瞬いっしゅん光ひからせるから、超越ちょうえつした
ねぇ、表おもては危あぶないよ
センセーションなんざくそ喰くらえだろ
あんたの卓越たくえつは若わかさやお金かねじゃはかれないのに
名声めいせいを強請ねだって 無ないもの見栄みえ張はってる
着飾きかざるばかり 都会とかい
イヤフォンの向むこうで 叫さけぶ声こえに正ただされている
嫌悪感けんおかん、肯定こうていできない僕ぼくが嫌いやになって
こんな思おもいになって尚なお "なんとか"を保たもてるのは
嘘うそみたいな理想りそうの何処どこかあなたがいるから、超越ちょうえつしてよ
五線譜ごせんふの上うえのさばる本音ほんね 折おれそうな僕ぼくは神頼かみだのみだ
本当ほんとうは何なにも願ねがっていない うつった癖くせが直なおらない
芸術アートなんて音楽おんがくなんて
歌うたをうたったからなんだって
絵えを描かいたって足たしにならないから辞やめちまえば
芸術アートなんて音楽おんがくなんて音楽おんがくなんて
音楽おんがくなんて音楽おんがくなんて音楽おんがくなんて もうくたばれ
芸術アートなんて音楽おんがくなんて何なにもなくっていなくなって
価値かちをつけて選えらばれなくて
憧あこがれだけ
イヤフォンの向むこうで 歌うたう声こえに焦こがれている
劣等感れっとうかん、厭世的えんせいてきな気分きぶんで朝あさを待まって
こんな思おもいを知しっても 鼓膜こまくの上うえであなたが
クソみたいな現実げんじつだとしても光ひからせた
イヤフォンの向むこうへ 三分さんふんと少すこしの間あいだだけ
全能ぜんのう感かん、革命的かくめいてきな気分きぶんでいさせて
そういつだって指先ゆびさきひとつで [再生さいせい]
ありふれた生活せいかつ 殴なぐり込こんであなたは
クソみたいな現実げんじつを たった一いっ小節しょうせつで変かえて
超越ちょうえつしたの、1LDKで
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音楽ongakuなんてnante音楽ongakuなんてnante音楽ongakuなんてnante もうくたばれmoukutabare
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