マーブル 歌詞 KANA-BOON ふりがな付

住すみ慣なれた街まちを出でるような
着慣きなれない服ふくで歩あるくような
寂さびしさと胸むねの高鳴たかなりがマーブル模様もよう
交まじっている

正ただしさだけを選えらべたら
後悔こうかいのない人生じんせいでしょう
君きみが透明とうめいになった夜よるは
月つきが欠かけていたな

思おもい出で 走馬灯そうまとうのように駆かけ巡めぐる
時計とけいの針はりが壊こわれたように回まわる

ねぇ 春はるになったら
哀かなしさなど 桜さくらの花はなびらに乗のせて
もう 戻もどらないけど 戻もどれないけど
また 笑わらっていてほしいんだ

冷ひえた心こころを温あたためる
少すこしぐらい浸ひたっててもいいけど
そのうち過去かこはぬるくなる
風邪かぜを引ひかないでね

きっと季節きせつが巡めぐるたび
歳としをとって皺しわが増ふえていくたび
朧おぼろげになるのだから
痛いたみを感かんじる現在いまを抱だいて

ねぇ 春はるになったら
慌あわただしく流ながれる日々ひびに乗のってゆこう
ねぇ いつか僕ぼくら忘わすれてしまうけど
それは正ただしいことなんだろう

ねぇ 時ときが経たったら振ふり返かえってさ
あんなこともあったねなんて
笑わらい合あってみたいね
なぁ それまで頑張がんばってみるから

ねぇ 春はるになったら
君きみも知しらない僕ぼくがここに立たっているけど
今日きょう明日あす明後日あさっても10年ねん後ごだって
僕ぼくは僕ぼくのままでいるよ