エニーワン・ノスタルジー 歌詞 秋山黄色 ふりがな付

今日きょうも子供こどもになれる大人おとなの飲のみ物ものを飲のんだよ
子供こどもっぽいと言いわれてキレちまった
本当ほんとうの子供こども
翌日よくじつ反省はんせい焦燥しょうそう謝罪しゃざい
子供こどもでしたって大人おとなになったつもりで言いう
大人おとなの対応たいおうを食くらったよ 子供こどもより恥はずかしい
誰だれなんだいったい俺おれって
どうするべきだろう?
俺おれより長ながく生いきてるだけの奴やつだって思おもったよ
「お前まえと同おなじの歳としになれば…」
その先さきが言いえない

不確ふたしかな事ことで遠とおくないけど
悩なやんでもあまり意味いみがないけど
比くらべていてもしょうがないけど
変かわらぬ強つよさが欲ほしいのに
変かわりたいと思おもうのは
ああ いつまでも

大人おとなと子供こどもの間あいだにいるからだ
ダサい大人おとなになりたくない
子供こどもな自分じぶんが嫌いやなのだ
履はく靴くつだけは良よくなって
満足まんぞくな日々ひびじゃ困こまるんだ
いつまでも いつまでも…

手てに取とれる物ものも物もの取とるこの手ても
こんなん嫌いやだと思おもう心こころも
大おおきくなったね

他ほかの誰だれかになってしまいたいのに
どんな人ひとにもなりたくない
こんな自分じぶんが嫌いやなのだ
迷まよう事ことが正ただしい順路じゅんろと
信しんじるくらいはいいのかねえ
いつまでも いつまでも…

何なにがなんだかわからんけど
だんだん見みえたよ

次つぎの世代せだいの子供こどもの為ために考かんがえた大人おとなの
形かたちであろうとする事ことは多分たぶん大人おとなだろ

だってお母かあさん
俺おれはまだあなたの子供こどもだから

急きゅうに背丈せたけは高たかくならないよ
恥はずかしい事ことも普通ふつうだね
どんな奴やつも転ころぶんだよ
前まえを向むけたら上々じょうじょうだ
俯うつむく数かずだけ優やさしいのさ

いつまでも君きみは君きみでいい
子供こどもは子供こどもが仕事しごとさ
大人おとなは仕事しごとが仕事しごとさ
子供こどもを忘わすれてしまったら
自分じぶんの子供こどもは困こまるんだぜ
いつまでも いつまでも…