Autoscopy 歌詞 妖精帝國 ふりがな付

讃たたえよ我われらを 終末しゅうまつ再生法さいせいほう
応こたえよ我われらに 天上てんじょう創造そうぞう法ほう

戦場せんじょうに響ひびくは魂たましい禊みそぐ鐘かね音おと
暁あかつきに舞まい散ちる花火はなびのような未練みれん
絶望ぜつぼうよりもっと深ふかく昏くらい場所ばしょへ還かえらせて
痛いたみの奥おくで生せいを感かんじる為ために

杜撰ずさんな打算ださんで一生いっしょうを無駄むだにして
無能むのうな頭脳ずのうで机上きじょうの空論くうろん

毒どく花ばなを着飾きかざって
誰だれかの命いのち奪うばって美うつくしく
無垢むくと嘯うそぶきあざとくも

ゆらゆら陽炎かげろう
ふわふわ漂ただよう
命いのちが尽つくまで

須すべからく本能ほんのうに忠実ちゅうじつであれ
噤つぐむ鳥とりは居いないが如ごとく枯かれるほど鬨ときをあげて

天蓋てんがいに揺ゆれるは叶かなわぬ夢ゆめの謀はかりごと
この胸むねを突つき刺さす氷こおりのような孤独こどく
臆病おくびょうよりもっと弱よわく生いきることも選えらべずに
蛹さなぎのままで暁あかつきを迎むかえる

不要ふような処方しょほうで一生いっしょうを無駄むだにして
過敏かびんな苦痛くつうに過剰かじょうなニウロン

樟脳しょうのうを纏まとって
消きえゆく命いのち縋すがって浅あさましく
明日あしたに未練みれんを繋つなげても

たゆたう感情かんじょう
ちぐはぐ迷走めいそう
言葉ことばを尽つくして

囚とらわれた蜘蛛くもの糸いと夢魘むえんの輪廻りんねを
絶たつは涙なみだ重かさなる鼓動こどう鏡像きょうぞうの影かげが嗤わらう

あまねく
命いのちが尽つくまで

須すべからく本能ほんのうに忠実ちゅうじつであれ
噤つぐむ鳥とりは居いないが如ごとく枯かれるほど鬨ときをあげて