ない
そう何回なんかいもない
これ以上いじょうはと思おもうほどの心こころで
愛あいすなんて
「誰だれも悪わるくない」と最後さいごまで
優やさしい声こえで
力ちからなく笑わらい 背せを向むけて
歩あるき出だす君きみを
眺ながめているだけ
星ほしを探さがすように
何なにもできないの
瞬まばたきもせずに
肩越かたごしに滲にじむ 見馴みなれた街まち灯あかりを
眺ながめているだけ
そのうちに
どうせさ
どんな夜よるも明あけたように
だだこねて
すがりつく
ほど子供こどもにもなれずに
いなくても
平気へいきさ
時とき波なみが揺ゆすってくれるし
知しったふうに
こぼした
「咲さく花はなは枯かれるものだから」
眺ながめているだけ
星ほしに願ねがうように
何なにもできないの
瞬まばたきもせずに
肩越かたごしに滲にじむ 見馴みなれた街まち灯あかりを
眺ながめているだけ
ないnai
そうsou何回nankaiもないmonai
これkore以上ijouはとhato思omoうほどのuhodono心kokoroでde
愛aiすなんてsunante
「誰dareもmo悪waruくないkunai」とto最後saigoまでmade
優yasaしいshii声koeでde
力chikaraなくnaku笑waraいi 背seをwo向muけてkete
歩aruきki出daすsu君kimiをwo
眺nagaめているだけmeteirudake
星hoshiをwo探sagaすようにsuyouni
何naniもできないのmodekinaino
瞬mabataきもせずにkimosezuni
肩越katagoしにshini滲nijiむmu 見馴minaれたreta街machi灯akaりをriwo
眺nagaめているだけmeteirudake
そのうちにsonouchini
どうせさdousesa
どんなdonna夜yoruもmo明aけたようにketayouni
だだこねてdadakonete
すがりつくsugaritsuku
ほどhodo子供kodomoにもなれずにnimonarezuni
いなくてもinakutemo
平気heikiさsa
時toki波namiがga揺yuすってくれるしsuttekurerushi
知shiったふうにttafuuni
こぼしたkoboshita
「咲saくku花hanaはha枯kaれるものだからrerumonodakara」
眺nagaめているだけmeteirudake
星hoshiにni願negaうようにuyouni
何naniもできないのmodekinaino
瞬mabataきもせずにkimosezuni
肩越katagoしにshini滲nijiむmu 見馴minaれたreta街machi灯akaりをriwo
眺nagaめているだけmeteirudake