ラビリンス 歌詞 七海ひろき ふりがな付

真まっ黒くろな 朝あさが来くる
崩くずれ落おちていく
砂すなの城しろ
誰だれの声こえも聞きこえない

泣なきたくて 泣なけなくて
心こころを閉とざして
強つよがって
平気へいきな振ふりをしていた

明日あした 世界せかいが終おわってくれたらいいのに
目めを閉とじて祈いのりながら
眠ねむりにつく

ああ出口でぐちのない迷路めいろ
理由わけもなく歩あるいてる
本当ほんとうの自分じぶんは今いま
何処どこにいるんだろう?

頑張がんばることが辛つらくて
それでも頑張がんばることで
自分じぶんの存在そんざい価値かち
探さがしながら生いきていた

走はしっても 走はしっても
光ひかり見みえなくて
夜よるの底そこ
誰だれの手てももう届とどかない

何なんの為ために生いきてるか分わからなくなって
笑わらい方かたすら忘わすれて
闇やみに溶とける

もう僕ぼくには何なにも見みえない
上辺うわべだけの世界せかいで
嘘うその言葉ことばを並ならべ
仮面かめんを付つけて踊おどる

「もう僕ぼくなんていらない」と
溢あふれる思おもい止とどまらない
この灰色はいいろの世界せかい
誰だれかが僕ぼくを呼よんでる…?

ああ出口でぐちのない迷路めいろ
理由わけもなく歩あるいてる
本当ほんとうの自分じぶんは今いま
何処どこにいるんだろう?

ああ終おわりのない迷路めいろ
いつか光ひかりが見みえると
目めを閉とじ祈いのりながら
眠ねむりにつこうオヤスミ