夜桜花～YA.OUKA～ 歌詞 美良政次 ふりがな付

月つきの光ひかりに照てらされた
生うまれたまんまの この身体からだ
夜よるの鏡かがみに映うつしだす
姿すがたに問とい掛かける?

空そらに浮うかんだお月つきさま
どうか見みていてね この私わたし
小ちいさく包つつんだ この想おもい
いつかは飛とびたつの

羽はねを閉とじた 蝶ちょうのように 空そら見みつめる
愛あいの炎ほのお
春はるを求もとむ 花はなのように つぼみのまま
愛あいの炎ほのお
音おとを持もたぬ 風かぜのように 静しずかに吹ふく
愛あいの炎ほのお
汚よごれ知しらぬ 性さがのように 色いろをつけぬ
愛あいの炎ほのお

静しずかなる夜や桜花おうか あゆみ出だせないの

忍しのばす指ゆびに紅べにつけて
艶つやある姿すがたに変かえていく
サナギの心こころに鮮あざやかな
桜花おうかを咲さかせましょう

羽はねを広ひろげ 蝶ちょうのように 空そらへと舞まう
愛あいの炎ほのお
陽射ひざし浴あびた 花はなのように 綺麗きれいに開ひらく
愛あいの炎ほのお
嵐あらし纏まとう 風かぜのように 激はげしく吹ふく
愛あいの炎ほのお
乱みだれ狂くるう 性さがのように 紅あかく染そまる
愛あいの炎ほのお

乱みだれ咲さく夜や桜花おうか 戻もどれはしないの