PATAPURIKE 歌詞 犬塚ヒカリ ふりがな付

願ねがいを叶かなえてよ パタプリケ
不思議ふしぎなおまじない
今いまではアルコールに浸つかってしまった

秘密ひみつを教おしえてよ 街角まちかどで
年齢ねんれいの呪のろいがまた顔かおを出だして
あたしを睨にらむの

あたしの心こころを揺ゆさぶる音楽おんがくが
イヤフォンから耳みみに流ながれる
瞬まばたきする度たび溢あふれる涙なみだに
間違まちがいだらけだと気付きづいた午後ごご

大切たいせつなものも守まもれない
大人おとなばっかで嫌いやになる
話はなしの通つうじない人ひとたちの傷付きずつけ合あい
大切たいせつなものも分わからない
大人おとなは今日きょうも欲よくに塗まみれて
「愛あいされない」
なんて、抜ぬかすの

答こたえを教おしえてよ パタプリケ
古ふるびたおまじない
今いまでは煙けむりの中なかに溶とけていった

何処どこかへ連つれ出だして 遠とおくまで
あの日ひの記憶きおくがまた胸むねを刺さして
あたしを閉とざすの

忘わすれたつもりの文字もじの羅列られつが
時々ときどきまた夢ゆめを蝕むしばむ
息いきを呑のむほどの眩まぶしい朝日あさひに
「あたしは生いきてる」と感かんじた今日きょう

大切たいせつなものも守まもれない
大人おとなばっかで嫌いやになる
少すこしずつ忘わすれてしまうもの、それが何なにかも
大切たいせつなものも分わからない
大人おとなは今日きょうも愛あいを求もとめて
貪むさぼるのは誰だれかの愛あい

大切たいせつなものも守まもれない
大人おとなばっかで嫌いやになる
少すこしの希望きぼうも見出みだせないそんな未来みらいは嫌いや
大切たいせつなものを抱だきしめ眠ねむりにつく幼おさなき日ひのように
心こころを満みたすもの
それはあなたの目めの前まえに