彼かれは言いった 「奇蹟きせきは起おこる 信しんじる者ものに主しゅの救済きゅうさいを」
祈いのり祈いのる ただひたすらに 独ひとり祈いのる ただひたすらに
声こえを捧ささげよ 腕うでを捧ささげよ 舌したを捧ささげよ 主しゅには祈いのりを
願ねがい願ねがう それら全すべて 還かえるための命いのち?
盲信もうしん者しゃの行進こうしん 群むれを為なして往いく 誰だれもが皆みな、''生せい''を求もとめてゆく
''正ただ''しいなんて二にの次つぎ、五ごの次つぎ 私利しり私欲しよく=ほら正当化せいとうか
枯かれた木々きぎも奇蹟きせきで元通もとどおり? 馬鹿ばからしい法螺ほら話ばなしばっかりね
そんなもんなどありゃしないのに ほら また 嘘うそをついた
生せいを奪うばい去さって 願ねがいすらも食くい潰つぶして
他人様ひとさまの不幸ふこう踏ふみつけて息いきをしていたんだ
世界せかいなんて所詮しょせんそんな素晴すばらしいものじゃなかった
偶像ぐうぞうに媚こび売うりゃ救すくわれる命いのち
正ただしい教おしえなんてない
彼かれは言いった 「奇蹟きせきなど所詮しょせんただの虚構きょこう 嘘うそだらけだ」と
されど祈いのる ただひたすらに 独ひとり祈いのる ただひたすらに
その身み捧ささげよ 心こころ捧ささげよ 全すべて捧ささげよ 主しゅには祈いのりを
妬ねたみ嫉そねみ 即すなわち欲よくに溺おぼれ沈しずむ命いのち
盲信もうしん者しゃの行進こうしん 群むれを為なして往いく 誰だれもが皆みな、''生せい''を求もとめてゆく
''正ただ''しいなんて誰だれかの思おもい通どおり 自己犠牲じこぎせい≠また正当化せいとうか
涸かれた湖うみも奇蹟きせきで元通もとどおり? 浮うかれた理想りそう論ろんばっかりね
されど信しんじるモノを履はき違ちがえて もう 声こえは止やまない
狂信者きょうしんしゃの反乱はんらん 群むれを為なして往いく 誰だれも彼かれもが群むれを為なして逝いく
聖者せいじゃは経典きょうてん唱となえ扇動せんどうする 「皆みな、主しゅに祈いのりを。」
狂信者きょうしんしゃの反乱はんらん 群むれを為なして往いく 誰だれも彼かれもが群むれを為なして逝いく
信徒しんとの暴走ぼうそう 笑わらう道化どうけ師し 「ほら、醜みにくいでしょ。」
生せいを奪うばい去さって 願ねがいすらも食くい潰つぶして
他人様ひとさまの不幸ふこう踏ふみつけて息いきをしていたんだ
ヒトなんてのは所詮しょせんそんな素晴すばらしいものじゃなかった
偶像ぐうぞうに媚こび売うれど救すくわれぬ命いのち
正ただしい教おしえなんてない
生せいを貪むさぼって 何なにもかもを食くい潰つぶして
他人様ひとさまの不幸ふこう踏ふみつけて息いきをしていたんだ
『愛あいも所詮しょせんそんな素晴すばらしいものじゃなかった』?
どの口くちが其それを言いってんだ 偽善者ぎぜんしゃよ
生せいを奪うばい去さって 願ねがいすらも食くい潰つぶして
他人様ひとさまの不幸ふこう踏ふみつけて息いきをしていたんだ
じゃあこの現状げんじょうも結局けっきょく自業自得じごうじとくだった
偶像ぐうぞうに媚こび売うりゃ救すくわれる命いのち
等ひとしく無価値むかちな報むくわれぬ命いのち
無様ぶざまで愚おろかな美うつくしき命いのち
正ただしい教おしえなんてない
彼kareはha言iったtta 「奇蹟kisekiはha起oこるkoru 信shinじるjiru者monoにni主syuのno救済kyuusaiをwo」
祈inoりri祈inoるru ただひたすらにtadahitasurani 独hitoりri祈inoるru ただひたすらにtadahitasurani
声koeをwo捧sasaげよgeyo 腕udeをwo捧sasaげよgeyo 舌shitaをwo捧sasaげよgeyo 主syuにはniha祈inoりをriwo
願negaいi願negaうu それらsorera全subeてte 還kaeるためのrutameno命inochi?
盲信moushin者syaのno行進koushin 群muれをrewo為naしてshite往iくku 誰dareもがmoga皆mina、''生sei''をwo求motoめてゆくmeteyuku
''正tada''しいなんてshiinante二niのno次tsugi、五goのno次tsugi 私利shiri私欲shiyoku=ほらhora正当化seitouka
枯kaれたreta木々kigiもmo奇蹟kisekiでde元通motodooりri? 馬鹿bakaらしいrashii法螺hora話banashiばっかりねbakkarine
そんなもんなどありゃしないのにsonnamonnadoaryashinainoni ほらhora またmata 嘘usoをついたwotsuita
生seiをwo奪ubaいi去saってtte 願negaいすらもisuramo食kuいi潰tsubuしてshite
他人様hitosamaのno不幸fukou踏fuみつけてmitsukete息ikiをしていたんだwoshiteitanda
世界sekaiなんてnante所詮syosenそんなsonna素晴subaらしいものじゃなかったrashiimonojanakatta
偶像guuzouにni媚koびbi売uりゃrya救sukuわれるwareru命inochi
正tadaしいshii教oshiえなんてないenantenai
彼kareはha言iったtta 「奇蹟kisekiなどnado所詮syosenただのtadano虚構kyokou 嘘usoだらけだdarakeda」とto
されどsaredo祈inoるru ただひたすらにtadahitasurani 独hitoりri祈inoるru ただひたすらにtadahitasurani
そのsono身mi捧sasaげよgeyo 心kokoro捧sasaげよgeyo 全subeてte捧sasaげよgeyo 主syuにはniha祈inoりをriwo
妬netaみmi嫉soneみmi 即sunawaちchi欲yokuにni溺oboれre沈shizuむmu命inochi
盲信moushin者syaのno行進koushin 群muれをrewo為naしてshite往iくku 誰dareもがmoga皆mina、''生sei''をwo求motoめてゆくmeteyuku
''正tada''しいなんてshiinante誰dareかのkano思omoいi通dooりri 自己犠牲jikogisei≠またmata正当化seitouka
涸kaれたreta湖umiもmo奇蹟kisekiでde元通motodooりri? 浮uかれたkareta理想risou論ronばっかりねbakkarine
されどsaredo信shinじるjiruモノmonoをwo履haきki違chigaえてete もうmou 声koeはha止yaまないmanai
狂信者kyoushinsyaのno反乱hanran 群muれをrewo為naしてshite往iくku 誰dareもmo彼kareもがmoga群muれをrewo為naしてshite逝iくku
聖者seijaはha経典kyouten唱tonaえe扇動sendouするsuru 「皆mina、主syuにni祈inoりをriwo。」
狂信者kyoushinsyaのno反乱hanran 群muれをrewo為naしてshite往iくku 誰dareもmo彼kareもがmoga群muれをrewo為naしてshite逝iくku
信徒shintoのno暴走bousou 笑waraうu道化douke師shi 「ほらhora、醜minikuいでしょidesyo。」
生seiをwo奪ubaいi去saってtte 願negaいすらもisuramo食kuいi潰tsubuしてshite
他人様hitosamaのno不幸fukou踏fuみつけてmitsukete息ikiをしていたんだwoshiteitanda
ヒトhitoなんてのはnantenoha所詮syosenそんなsonna素晴subaらしいものじゃなかったrashiimonojanakatta
偶像guuzouにni媚koびbi売uれどredo救sukuわれぬwarenu命inochi
正tadaしいshii教oshiえなんてないenantenai
生seiをwo貪musaboってtte 何naniもかもをmokamowo食kuいi潰tsubuしてshite
他人様hitosamaのno不幸fukou踏fuみつけてmitsukete息ikiをしていたんだwoshiteitanda
『愛aiもmo所詮syosenそんなsonna素晴subaらしいものじゃなかったrashiimonojanakatta』?
どのdono口kuchiがga其soれをrewo言iってんだttenda 偽善者gizensyaよyo
生seiをwo奪ubaいi去saってtte 願negaいすらもisuramo食kuいi潰tsubuしてshite
他人様hitosamaのno不幸fukou踏fuみつけてmitsukete息ikiをしていたんだwoshiteitanda
じゃあこのjaakono現状genjouもmo結局kekkyoku自業自得jigoujitokuだったdatta
偶像guuzouにni媚koびbi売uりゃrya救sukuわれるwareru命inochi
等hitoしくshiku無価値mukachiなna報mukuわれぬwarenu命inochi
無様buzamaでde愚oroかなkana美utsukuしきshiki命inochi
正tadaしいshii教oshiえなんてないenantenai