別れた後に僕が思うこと 歌詞 さくらしめじ ふりがな付

「どうして」が心こころにあふれた。
軋きしむ歯車はぐるま 閉とじたままの扉とびら
空からっぽな部屋へやに響ひびくのは
僕ぼくの呼吸こきゅうだけ。

思おもえば怒おこられてばっかだ。
床ゆかに置おいた本ほん 開あけたままの扉とびら
本当ほんとうはわざとだったりした。
君きみにただ、かまってほしくて。

はじめはボタンの掛かけ違ちがい。
気付きづけばボタンは外はずれてて。
胸むねには埋うめられない
穴あなだけが残のこったんだ。

整ととのえられた本棚ほんだなが
あの日ひで止とまってるLINEが
君きみの余韻よいんを残のこしたまま。
会あいたい。

君きみのくれた「好すき」って言葉ことばが
僕ぼくだけに見みせる笑顔えがおが
変かわらないその暖あたたかさで
やさしく気持きもちかき乱みだす
ちゃんと言いえれば良よかった。
遅おそすぎた想おもいを今いま贈おくるよ。
好すきだよ。ありがとう。ごめんね。

そばにいるのが当あたり前まえになってた。
失うしなって知しる タカラモノの在処ありか
「一人ひとりでも大丈夫だいじょうぶ」
そんなの、二人ふたりでいたから言いえたんだ。

君きみから教おしえてもらったね。
やさしいお気きに入いりの歌うたも
寂さびしく聞きこえるから
今いまはまだ聞きけないや。

変へんなプライドが邪魔じゃましてた。
強つよがりが隠かくした弱よわさが
閉しめ切きったこの部屋へやの中なかに満みちる

「どうして」「どうして」
ばかりがこぼれる今いま
後悔こうかいと頬ほお伝つたう涙なみだだけが落おちた。
向むき合あうには既すでに遅おそい感情かんじょう

君きみのくれた「好すき」って言葉ことばが
僕ぼくだけに見みせる笑顔えがおが
変かわらないその暖あたたかさで
やさしく気持きもちかき乱みだす
ちゃんと言いえれば良よかった。
遅おそすぎた想おもいを今いま贈おくるよ。
好すきだよ。ありがとう。ずっと。

好すきだよ。ありがとう。ごめんね。