Roll 歌詞 the quiet room ふりがな付

何なんにもない生活せいかつは退屈たいくつでさ 気きが狂くるいそうさ
先さきの見みえぬ暗闇くらやみに足あしが竦すくむんだ

何なにもかもが完璧かんぺきに輝かがやいてた 忘わすれられないんだ
溶とけてしまう魔法まほうなら意味いみなどなかった

「願ねがわくば君きみが今日きょうも暖あたたかくして眠ねむれますように」
回まわり続つづけるその生活せいかつの結末けつまつを悟さとる
いつの間まにかそっと剥はがれ落おちた 記憶きおくの行いき先さきを想おもった
鳥とりになって遠とおくの街まちを飛とぶ 季節きせつの合間あいまに

誰だれかが来くる前まえに逃にげてしまおうか
消きえてしまおうかって 言いえたらよかった
始はじまりも終おわりも同おなじことだって 気付きづいてしまった

何処どこからか掛かけ違ちがえたまま 正解せいかいはあまりに無力むりょくさ
二に度どと戻もどらない 忘わすれてしまったから
これからは嘘うそなどつけぬよう 口くちならば塞ふさいでしまえ
二に度どと戻もどらない

纒まとわり付つく感情かんじょうは窮屈きゅうくつでさ 気きが狂くるいそうさ
執着しゅうちゃくなどないけれど 痛いたみがあるんだ

逃にげてしまえたなら それでもよかった
間まに合あわなかったんだ 涙なみだも出でないな
始はじまりや終おわりに救すくわれてたんだ 救すくわれてたんだ

「願ねがわくば君きみが今日きょうも暖あたたかくして眠ねむれますように」
回まわり続つづけたその結末けつまつを悟さとる