たんぽぽの綿毛わたげが 羽織はおったシャツの袖そで口ぐちに
どこからやって来きて どんな旅たびをしたのかな
待まち合あわせして帰かえった 夕焼ゆうやけに向むかう
なだらかな坂道さかみちで君きみが 振ふり返かえって笑わらう
ささやかな一瞬いっしゅんは まぶたの奥おく焼やきついて
永遠えいえんじゃ敵かなわない オレンジ色いろの宝物たからもの
案内あんないするからと 胸むねを張はって言いうけれど
今日きょうもまた迷まよった なのになぜか嬉うれしそう
しりとりしながら帰かえる 夕焼ゆうやけに向むかう
なだらかな坂道さかみちで僕ぼくは 「晩ばんごはん」で負まけた
一番星いちばんぼし見みつけては 私わたしの方ほうが先さきだよと
ムキになるその顔かおが たまらないほど愛いとおしい
何気なにげない時間じかんですら君きみにかかれば 魔法まほうのように生うまれ変かわる
なだらかな坂道さかみちで 夕焼ゆうやけにふと立たち止どまる
振ふり返かえる君きみをまた 重かさね合あわせて
二ふたつ並ならんだ影法師かげぼうし もう今いまじゃ一ひとつきり
一いち番ばんに光ひかる星ほし 見みつけられずに
オレンジに 溶とけていく
たんぽぽのtanpopono綿毛watageがga 羽織haoったttaシャツsyatsuのno袖sode口guchiにni
どこからやってdokokarayatte来kiてte どんなdonna旅tabiをしたのかなwoshitanokana
待maちchi合aわせしてwaseshite帰kaeったtta 夕焼yuuyaけにkeni向muかうkau
なだらかなnadarakana坂道sakamichiでde君kimiがga 振fuりri返kaeってtte笑waraうu
ささやかなsasayakana一瞬issyunはha まぶたのmabutano奥oku焼yaきついてkitsuite
永遠eienじゃja敵kanaわないwanai オレンジorenji色iroのno宝物takaramono
案内annaiするからとsurukarato 胸muneをwo張haってtte言iうけれどukeredo
今日kyouもまたmomata迷mayoったtta なのになぜかnanoninazeka嬉ureしそうshisou
しりとりしながらshiritorishinagara帰kaeるru 夕焼yuuyaけにkeni向muかうkau
なだらかなnadarakana坂道sakamichiでde僕bokuはha 「晩banごはんgohan」でde負maけたketa
一番星ichibanboshi見miつけてはtsuketeha 私watashiのno方houがga先sakiだよとdayoto
ムキmukiになるそのninarusono顔kaoがga たまらないほどtamaranaihodo愛itoおしいoshii
何気nanigeないnai時間jikanですらdesura君kimiにかかればnikakareba 魔法mahouのようにnoyouni生uまれmare変kaわるwaru
なだらかなnadarakana坂道sakamichiでde 夕焼yuuyaけにふとkenifuto立taちchi止doまるmaru
振fuりri返kaeるru君kimiをまたwomata 重kasaねne合aわせてwasete
二futaつtsu並naraんだnda影法師kageboushi もうmou今imaじゃja一hitoつきりtsukiri
一ichi番banにni光hikaるru星hoshi 見miつけられずにtsukerarezuni
オレンジorenjiにni 溶toけていくketeiku