世界の果て 歌詞 CIVILIAN ふりがな付

いつの間まにか眠ねむってた 目めが覚さめた時ときそれに気付きづく
ああ今日きょうも目めが覚さめてしまったな 目めが覚さめたら起おきなきゃな

「理解りかいされないままで死しんでやるわ」って泣ないた日ひから
ここまで生いき延のびて来きたんだぜ 少すこし恥はずかしいけれど

想像そうぞう もしもあの日ひの僕ぼくが目めの前まえに現あらわれでもしたら
胸倉むなぐら掴つかんで怒おこり出だすのかな へらへら笑わらうなよってさ

息いきを吸すって 自動じどうで吐はいて 何なにかと手てを繋つなぎたがる僕ぼくらだ
繋つながっているなんて感覚かんかくが 本当ほんとうは幻想げんそうでも
躓つまずいたって どのみちそうだ 後うしろにはもう戻もどれぬ僕ぼくらだ
君きみが立たってるその場所ばしょの名なは 世界せかいの果はて

怒いかり狂くるう感情かんじょうと 未いまだに消きえない劣等感れっとうかんと
戦たたかい疲つかれ果はてて気付きづいたら はて 一体いったいここはどこ

後悔こうかい どうやって来きたんだっけ 周まわりを全然ぜんぜん見みていなかった
見みるのはいつも自分じぶんの姿すがただけ 「どうして、どうして」ってさ

瞼まぶたを閉とじて 自動じどうで開ひらいて 誰だれかをずっと探さがしてる僕ぼくらだ
昨日きのうまで貰もらえた優やさしさが 今日きょうは無なくなっても
嘆なげいてたって どのみちそうだ いつかは歩あるき出ださなきゃ
いけないよ
どうせ誰だれもが皆みな一人ひとりなら せめて一緒いっしょに

暗澹あんたんたる日々ひびの途中とちゅうで 凄絶せいぜつな後悔こうかいの中なかで
明あけないでと祈いのった夜よるに あっけなく砕くだかれた朝あさに
幾度いくどとなく押おし流ながされて 溺おぼれそうに水面みなもを掻かいて
雨あめが止やんで光ひかりが差さして 綺麗きれいだと気付きづいてしまったんだ

息いきを吸すって 自動じどうで吐はいて 未いまだに生いきていられる僕ぼくらだ
あと何日なんにち残のこっているのかな ちゃんと見みとかなきゃ

瞳ひとみを閉とじて 自動じどうで開ひらいて 一人ひとりじゃ何なにも出来できない僕ぼくらだ
繋つながっているなんて感覚かんかくが 本当ほんとうは幻想げんそうでも
躓つまずいたって どのみちそうだ 後うしろにはもう戻もどれぬ僕ぼくらだ
軽かろやかに僕ぼくらは向むかうのさ 世界せかいの果はて

どうせ誰だれもが皆みな一人ひとりなら 君きみと一緒いっしょに