もし僕が100日後に死ぬとしても 歌詞 近石涼 ふりがな付

忘わすれん坊ぼの君きみに今いま 大切たいせつなことを教おしえてあげるね
また忘わすれてしまうと思おもうから この歌うたをいつでも口くちずさんで

いつも君きみの近ちかくにいる人ひと 遠とおくにいても大好だいすきな人ひと
周まわりを見渡みわたせばみんなほら 「終おわり」と仲良なかよく手てを繋つないでいた

あたりまえなんて一ひとつも無ないって 分わかっていても分わからないみたいだ
くだらないやり取とりの毎日まいにちが 宝たから物ものになるのはずっと先さき

もし僕ぼくが100日にち後ごに死しぬとしても
側そばにいてよ 笑わらっててよ 約束やくそくだよ
もし君きみが涙なみだに暮くれる夜よるがあっても
側そばにいるよ 笑わらっててよ 愛いとしい人ひとよ心こころの友ともよ

桜さくらの花はなが大袈裟おおげさなだけでどんな花はなもいつか散ちってしまうよ
時ときには誰だれの目めにも留とまらぬまま
時ときには誰だれかに踏ふみ付つけられて
でもその最後さいごの日ひに誰だれかいてくれたらいいな
それが君きみだったならいいな

くだらないやりとりの毎日まいにちは
お別わかれの言葉ことばもなく過すぎて行いく

もし君きみの願ねがいが叶かなわなくても
生いきているよ それだけでもう幸しあわせだよ
幸しあわせだよ

もし僕ぼくが100日にち後ごに死しんだ後あとも
僕ぼくにくれたその優やさしさを持もっていてよ

嬉うれしいこと楽たのしいことの裏側うらがわの
悲かなしさも寂さびしさも一緒いっしょに抱だきしめてあげてよ
そばにいるよ 笑わらっててよ 愛いとしい人ひとよ心こころの友ともよ

忘わすれん坊ぼの君きみはまた 明日あしたの朝あさになったら忘わすれてしまうかな