西大寺より 歌詞 moon drop ふりがな付

あなたがさ 遠とおくなる
みたいな感覚かんかく
なんてさ
どうかしてるみたいです
どうしようもないな
どうしようもないよね

二人ふたりがさ
見みていた景色けしきも
今いまではさ 遠とおい昔話むかしばなしでさ
いつか溶とけてくんかな

優やさしい君きみにはどんな顔かおして話はなせばいい
優やさしい君きみにはどんな顔かおして歌うたえばいい
とくになんでもない
見慣みなれてしまった西大寺さいだいじの
夕ゆう日ひに照てらされた
綺麗きれいな横顔よこがおで

今日きょうも君きみが口くちずさむのは
僕ぼくの嫌きらいなアイツの名曲めいきょく
やけにやるせなくなってって
これでもかと◆掻かき鳴ならすんだ
宙ちゅうに浮ういてる君きみの嘘うそは
分わかりやすくて可愛かわいかった
僕ぼくは僕ぼくの歌うたを
君きみは君きみの情じょうを

どこにでもあるような
大丈夫だいじょうぶ ごめんね
言葉ことばはいつも不確ふたしかなんだ
感情かんじょうと逆ぎゃくの方ほうをいく

だいたい君きみはいつもさ
なんでもない顔かおしてるんだ
変へんに笑わらわなくたっていいから
こっち向むいて
近ちかければ近ちかい分ぶんだけ
なぜか遠とおく感かんじる
また
遠とおくなっていく

今日きょうも君きみが口くちずさむのは
僕ぼくの嫌きらいなアイツの名曲めいきょく
やけにやるせなくなってって
これでもかと◆掻かき鳴ならすんだ
宙ちゅうに浮ういてる君きみの嘘うそは
分わかりやすくて可愛かわいかった
僕ぼくは僕ぼくの歌うたを
君きみに歌うたってるんだ

君きみの居いない夜よるにだけ
君きみを掻かき鳴ならしてるんだ
全部ぜんぶ話はなさなくたっていいから
ここに居いてよ
ありふれてしまわないように
誰だれにでも分わからないように
ここで
二人ふたりを歌うたうんだ