Seagull Weather 歌詞 Panorama Panama Town ふりがな付

ハイウェイ抜ぬけたら 雨あめが止やむ 埠頭ふとうに続つづく道みち
遠とおい汽笛きてきの音おと 生温なまぬるいwind 弾はじく窓まど
歪ゆがんでしまったな 変かわりゆく街まちは素通すどおりで
何年なんねん経たっても 変かわらない愛あいがストーリーライン

一人ひとりだけのバカンス
過すぎた記憶きおくだけなぞった
窓まどの外そとのイメージ
移うつり変かわり風かぜのメモリー

あの頃ころの流行はやりの
歌うたを口くちずさんでみても
なんかぎこちなくて
過去かこの思おもい出で達たちのパロディ
「どう間違まちがえた?」

例たとえばの話はなしが 何度なんども頭あたまをよぎるけど
shyな遺伝子いでんしが 水溜みずたまりみたいに避さけてゆく
外そとが白しらんでく 寂さびれたタバコ屋やの賛美歌さんびか
知しらない口癖くちぐせは きっと誰だれかからの贈おくり物もの

誰だれもいない海うみで
カモメみたいに二人ふたり戯たわむれた
今いままでの間違まちがい全部ぜんぶ
水みずに流ながすように

靴くつの中なかに入はいる
砂利じゃりがなんかむず痒がゆくて
変へんな走はしり方かたで
逃にげる君きみを追おいかけた

もしもあの日ひの
カーブを曲まがらなけりゃ
今頃いまごろ 光ひかり輝かがやく空そらを
違ちがう気持きもちで見みれた

いつものように
波なみが朝あさに溶とけてく
濡ぬれた浜辺はまべに今いまも
足あしを取とられたまま

ああ、惹ひかれ合あうように
たまに失うしなうように
朝あさの光ひかりが差さした
倒たおれそうな市街地しがいち