舟を漕ぐ 歌詞 崎山蒼志 ふりがな付

「子こどもの頃ころさ、
見みていた空そらはもう見みえないかな」
山嶺さんれい帯おびた雲くもが…
今いまは此処ここにしかないけど
あなたはそこにいたんだね

寝返ねがえりを打うっている
ここから始はじまったようにさえ
思おもえて涙なみだが出でる
舟ふねを漕こぐ 舟ふねを漕こぐ
舟ふねを漕こいでゆく

密林みつりんに流ながれる運河うんがを行いく
もっと深ふかいところへ そこは夢ゆめの中なかのよう
やがて 開ひらかれた場所ばしょへ抜ぬけた
今いまは此処ここにしかないけど
あなたはそこにいたんだね

寝返ねがえりを打うっている
ここから始はじまったようにさえ
思おもえて涙なみだが出でる
舟ふねを漕こぐ 舟ふねを漕こぐ
舟ふねを漕こいでゆく
やがて時ときが満みちたら
あなたの幸しあわせの漂流ひょうりゅうを
受うけ入いれる空そらと海うみ
思おもい出だす

舟ふねを漕こぐ 舟ふねを漕こぐ
舟ふねを漕こいでゆく