帰かえり支度じたくの最中さいちゅうにひとことだけ
言いい残のこして 僕ぼくの返事へんじなんて聞きかずに
遠とおざかっていく足音あしおとと君きみのなまえ呼よぶ声こえ
窓枠まどわくが肌はだにかける日差ひざしのボーダー
このまま家いえに帰かえるにも 何なにかしなきゃ落おち着つかない
君きみに褒ほめられたスニーカー 珍めずらしく洗あらってみようか
頭あたまの中なかを駆かけ巡めぐりあそばせ
「今夜こんや、電話でんわ掛かけるから」なんて
高鳴たかなる胸むねに気付きづかないでいてね
遠とおまわりでもして帰かえろう
いつもは曲まがる階段かいだんを通とおり過すぎて
新あたらしく建たったブランジェリー バターの香かおり
初はじめての公園こうえんに立たち寄よる 掲示けいじ板ばんに貼はり紙がみ
今年ことし中じゅうになくなる遊具ゆうぐがあるらしい
「四し月がつの空気くうきが得意とくいじゃない」
こっそり教おしえてくれたね
意外いがいとも君きみらしいとも 思おもえるから僕ぼくは笑わらった
頭あたまの中なかを駆かけ巡めぐりあそばせ
「今夜こんや、電話でんわ掛かけるから」なんて
待まち侘わびたコールを 慌あわてて切きる僕ぼくさ
そのままで待まってて
他愛たわいない会話かいわ こぼれ落おちる不安ふあんに
気きの利きいたことなんて言いえない
何なんとなくで選えらんだ 遠とおまわりの途中とちゅうで
君きみの声こえだけが聞きこえてる
帰kaeりri支度jitakuのno最中saichuuにひとことだけnihitokotodake
言iいi残nokoしてshite 僕bokuのno返事henjiなんてnante聞kiかずにkazuni
遠tooざかっていくzakatteiku足音ashiotoとto君kimiのなまえnonamae呼yoぶbu声koe
窓枠madowakuがga肌hadaにかけるnikakeru日差hizaしのshinoボboーダdaー
このままkonomama家ieにni帰kaeるにもrunimo 何naniかしなきゃkashinakya落oちchi着tsuかないkanai
君kimiにni褒hoめられたmeraretaスニsuniーカkaー 珍mezuraしくshiku洗araってみようかttemiyouka
頭atamaのno中nakaをwo駆kaけke巡meguりあそばせriasobase
「今夜konya、電話denwa掛kaけるからkerukara」なんてnante
高鳴takanaるru胸muneにni気付kiduかないでいてねkanaideitene
遠tooまわりでもしてmawaridemoshite帰kaeろうrou
いつもはitsumoha曲maがるgaru階段kaidanをwo通tooりri過suぎてgite
新ataraしくshiku建taったttaブランジェリburanjeriー バタbataーのno香kaoりri
初hajiめてのmeteno公園kouenにni立taちchi寄yoるru 掲示keiji板banにni貼haりri紙gami
今年kotoshi中juuになくなるninakunaru遊具yuuguがあるらしいgaarurashii
「四shi月gatsuのno空気kuukiがga得意tokuiじゃないjanai」
こっそりkossori教oshiえてくれたねetekuretane
意外igaiともtomo君kimiらしいともrashiitomo 思omoえるからerukara僕bokuはha笑waraったtta
頭atamaのno中nakaをwo駆kaけke巡meguりあそばせriasobase
「今夜konya、電話denwa掛kaけるからkerukara」なんてnante
待maちchi侘waびたbitaコkoールruをwo 慌awaててtete切kiるru僕bokuさsa
そのままでsonomamade待maっててttete
他愛tawaiないnai会話kaiwa こぼれkobore落oちるchiru不安fuanにni
気kiのno利kiいたことなんてitakotonante言iえないenai
何nanとなくでtonakude選eraんだnda 遠tooまわりのmawarino途中tochuuでde
君kimiのno声koeだけがdakega聞kiこえてるkoeteru