鬣犬新書 歌詞 獅子志司 ふりがな付

未いまだ止とめ処どなく 彷徨さまよえる孤独こどく
挙あげ句くの果はてには耄碌もうろく

思おもい出で補正ほせいグラ 恥はじいた行為こういは裏うら
躓つまずく雨あめの中なか 落おちてる肉にくを喰くらう

息いきを巻まいて笑わらうのさ「たかが」
舌したを噛かんでは吐はくな「まだだ」
映画えいがのような 付箋ふせんじゃないか
二に足そくと三さん文もんで 変かえられる今世こんせ

状態じょうたい異常いじょうさ
解体新書かいたいしんしょに記しるされていないもんで
挑いどめ 周章狼狽しゅうしょうろうばい 恥はじなき大人おとなは世よのお飾かざり
死しに損ぞこないの
怠惰たいだに終おわり告つげられてしまうな
動うごけ 飲のまれる夜よるを
恨うらみ妬ねたみ嫉そねみ 歩ふに宿やどり
暗くらがる前線ぜんせんを制圧せいあつ

おいでませ地獄じごく お迎むかえの時刻じこく
限かぎられた術すべは二択にたく
当あたり前まえなら A
保険ほけんならばさ B
捻ひねくれ者ものにくれよ縁えにし

今いまは死しんで下さげんのさ頭あたま
下したを向むいて見据みすえるは高台たかだい
鈍感どんかんさは 凡人ぼんじん性さが
愉快ゆかいな嘲笑ちょうしょうも アイデアの創造そうぞう

独壇場どくだんじょうのルートを糧かてに血眼ちまなこに探さがした
砕くだけ 天手古舞てんてこまい
高鳴たかなる鼓動こどうは無理むりもない
生いきる程ほどに

気取きどった態度たいど選えらべるの?

潤うるおった財ざいに嘲あざけるよ
わからないや 恐こわくなるな
僕ぼく達たちもいつかはなんのかな?

鬣犬はいえな満みたされんな
此処ここでない何処どこかへ向むかおうよ
最低さいていな夜よるを知しってるから

解体新書かいたいしんしょに記しるされていないもんで
挑いどめ 周章狼狽しゅうしょうろうばい
恥はじなき事ことは誇ほこりじゃない
死しに損ぞこないの怠惰たいだに終おわり告つげられてしまうな
動うごけ飲のまれる夜よるを
恨うらみ妬ねたみ嫉そねみ 歩ふに宿やどり
暗くらがる前線ぜんせんを くたばっていくまで