無色の夏 歌詞 如月ましろ,空き缶 ふりがな付

八はち月がつ半なかば昼下ひるさがり
君きみに会あうため車くるまで行いく
皆みんなの顔かおが見みたいから
今日きょうはウキウキ夏休なつやすみ

誰だれも 誰だれも 誰だれも いない夏なつ
君きみも 彼かれも 誰だれも 居いないな
土つちの 中なかは 暗くらい 座敷牢ざしきろう
僕ぼくの 夏なつは 妄想もうそうに消きえる

家いえに帰かえって落おち込こんで
ヤケになって作つくったカレー
並ならべたカツに注そそぎ込こむ
おいしいけれどおいしいな

家いえで 家いえで 家いえで 籠こもってる
僕ぼくの 夏なつは まるでゼロです
不思議ふしぎ ですね なんで来こないの
女子じょしも 来くると 言いってたやのに。

日ひの目めを見みれない僕ぼくだけど 夢見ゆめみた世界せかいは大おおきくて
いつしかあなたと出会であえたら 100人にんなんて夢ゆめじゃないよね?

僕ぼくの 色いろは 無色むしょくだけれど
いつか 染そまる 知しらない色いろに
次つぎは 次つぎは 誰だれか来きてよね
どうか ゼロは 悲かなしくなるから

ほいじゃまたの。