アクリル板とセーラー服 歌詞 如月ましろ ふりがな付

大好だいすきなあの子こ ずっと ずっと 離はなさないよ
私わたしの事ことだけを見みて 他ほかはどうでもいい
授業じゅぎょうもあんまつまんねぇ ずっと 天才てんさいキャラ
週末しゅうまつあなたに会あうの 娑婆しゃばは仮かりの姿すがた

愛あいしてるよ パパも、君きみの事ことも
歪ゆがんでても 依存いぞんできるなら
ワタシを見みて 綺麗きれいな色いろの花はな
貴方あなただけに 愛あいされるならば それでいいよ。

色彩しきさいのない毎日まいにち 色いろを付つけた君きみと
変かわらぬアタシでいたくて 日曜にちよう 向むかうはハコ
世間せけんじゃ罪人ざいにんと言いって 変へんな目めで見みるらしい
ずっと取とっていた高校こうこうのセーラー服ふくを着きてた。

貴方あなたは毎日まいにちのように愛あいを与あたえていた
殴なぐる・蹴ける それがアタシの愛あいの受うけ取とり方かた
たった一人ひとり殺ころしても、パパはパパだからね。
アクリル越ごしに伝つたわる 微熱びねつのような何なにか

許ゆるしてくれ ばかなのはぼくだ
愛あいされてたのはどっちなのか
ワタシを見みて 泣ないてたのは誰だれ?
あの頃ころから 時間じかんは止とまってた

セーラー服ふく 幼おさなかった 僕ぼくらはまだ 知しらなかった
言いえないまま 時ときが経たった 気きづけぬまま 泣なきじゃくった

日ひが暮くれたハコと君きみの温度おんど いつもの日々ひび
ワタシとパパと君きみと おはよう ムショの朝あさと
大学だいがくの平凡へいぼんと 隣となり 好すきなあの子こ
アクリル越ごしに伝つたわる 鼓動こどうのような何なにか。