君きみが近ちかくですすり泣ないているのに
触ふれることさえ…
惜おしまれる 喜よろこびを感かんじて
死しを認みとめ旅立たびだつはずだった…
迎むかえの日ひ 待まてどやってこない
やはりこの未練みれんは 求もとめてる 君きみのこと
触ふれれば君きみは気付きづいてしまうだろう
僕ぼくの指ゆびだと
するとここには居いられなくなるだろう
魂たましいが語かたる
弱よわさから 君きみを遠とおざけてた
無意味むいみに知しらぬ道みち 彷徨さまよった
情なさけないことだとは知しってる
でもまだ怖こわいんだ 永遠えいえんのサヨナラは
君きみは今日きょうも一人ひとり泣ないてるんだね
僕ぼくのせいだね
もう二人ふたりは前まえに進すすまなきゃだね
涙なみだに触ふれた
奇跡きせきのような優やさしい時間じかんだった
愛あいに包つつまれ 心こころすべて満みちて
すり抜ぬけ始はじめた君きみの指ゆびに
強つよさ貰もらった
行いく当あてを見みつけた小ちいさな魂たましい
安やすらかな笑えみ
生いきた喜よろこびを胸むねにしまい込こみ
次つぎへ旅立たびだつ
嗚呼ああ 迎むかえの舟ふねに乗のって 魂たましいは
嗚呼ああ 厳おごそかで懐なつかしい
故郷ふるさとへ
君kimiがga近chikaくですすりkudesusuri泣naいているのにiteirunoni
触fuれることさえrerukotosae…
惜oしまれるshimareru 喜yorokoびをbiwo感kanじてjite
死shiをwo認mitoめme旅立tabidaつはずだったtsuhazudatta…
迎mukaえのeno日hi 待maてどやってこないtedoyattekonai
やはりこのyaharikono未練mirenはha 求motoめてるmeteru 君kimiのことnokoto
触fuれればrereba君kimiはha気付kiduいてしまうだろうiteshimaudarou
僕bokuのno指yubiだとdato
するとここにはsurutokokoniha居iられなくなるだろうrarenakunarudarou
魂tamashiiがga語kataるru
弱yowaさからsakara 君kimiをwo遠tooざけてたzaketeta
無意味muimiにni知shiらぬranu道michi 彷徨samayoったtta
情nasaけないことだとはkenaikotodatoha知shiってるtteru
でもまだdemomada怖kowaいんだinda 永遠eienのnoサヨナラsayonaraはha
君kimiはha今日kyouもmo一人hitori泣naいてるんだねiterundane
僕bokuのせいだねnoseidane
もうmou二人futariはha前maeにni進susuまなきゃだねmanakyadane
涙namidaにni触fuれたreta
奇跡kisekiのようなnoyouna優yasaしいshii時間jikanだったdatta
愛aiにni包tsutsuまれmare 心kokoroすべてsubete満miちてchite
すりsuri抜nuけke始hajiめたmeta君kimiのno指yubiにni
強tsuyoさsa貰moraったtta
行iくku当aてをtewo見miつけたtsuketa小chiiさなsana魂tamashii
安yasuらかなrakana笑eみmi
生iきたkita喜yorokoびをbiwo胸muneにしまいnishimai込koみmi
次tsugiへhe旅立tabidaつtsu
嗚呼aa 迎mukaえのeno舟funeにni乗noってtte 魂tamashiiはha
嗚呼aa 厳ogosoかでkade懐natsuかしいkashii
故郷furusatoへhe