地吹雪じふぶき逆巻さかまく じょんがら節ぶしが
心こころに沁しみる 冬ふゆ津軽つがる
耐たえてみたって しょせんはおんな
あなた抱だきしめて
そうよ私わたしは 津軽つがるのおんな
ここを離はなれて 暮くらせない
あなたの替かわりに 枕まくらを抱だいて
眠ねむった夜よるも 数知かずしれず
ほほをつたわる 涙なみだの糸いとが
あなたみえますか
今いまも私わたしは 津軽つがるのおんな
肌はだも心こころも 髪かみまでも
私わたしの命いのちが 欲ほしいと云いって
一夜ひとよでいいから 芝居しばいして
しめた雨戸あまどを ゆさぶる風かぜが
肌はだにつきささる
そうよ私わたしは 津軽つがるのおんな
骨ほねが鳴なる程ほど 抱だきしめて
地吹雪jifubuki逆巻sakamaくku じょんがらjongara節bushiがga
心kokoroにni沁shiみるmiru 冬fuyu津軽tsugaru
耐taえてみたってetemitatte しょせんはおんなsyosenhaonna
あなたanata抱daきしめてkishimete
そうよsouyo私watashiはha 津軽tsugaruのおんなnoonna
ここをkokowo離hanaれてrete 暮kuらせないrasenai
あなたのanatano替kaわりにwarini 枕makuraをwo抱daいてite
眠nemuったtta夜yoruもmo 数知kazushiれずrezu
ほほをつたわるhohowotsutawaru 涙namidaのno糸itoがga
あなたみえますかanatamiemasuka
今imaもmo私watashiはha 津軽tsugaruのおんなnoonna
肌hadaもmo心kokoroもmo 髪kamiまでもmademo
私watashiのno命inochiがga 欲hoしいとshiito云iってtte
一夜hitoyoでいいからdeiikara 芝居shibaiしてshite
しめたshimeta雨戸amadoをwo ゆさぶるyusaburu風kazeがga
肌hadaにつきささるnitsukisasaru
そうよsouyo私watashiはha 津軽tsugaruのおんなnoonna
骨honeがga鳴naるru程hodo 抱daきしめてkishimete