空白の居場所 歌詞 Karin. ふりがな付

愛あいのない世界せかいで生いきる決意けついを
今いましたところで
信しんじることを諦あきらめちゃうなら
裏切うらぎられることもないんでしょう?

わかってるよ
一人ひとりで生いきることはできない
自分じぶんに自信じしんなんて始はじめからない
それでも君きみが観みているその景色けしきを
隣となりで眺ながめることくらい

「ありがとう」ってなかなか言いえない
君きみの全すべてを理解りかいしてた訳わけじゃなくて
冷つめたくされると思おもっちゃうんだ
君きみの気持きもちを知しろうとも思おもわなかった

寂さびしさを埋うめてくれる居場所いばしょは
いつも空白くうはくで
誰だれかの為ために何なにかをした時とき
初はじめて生いきている感覚かんかくになれたんだ

優やさしさは時ときに傷きずつける
何なにかを埋うめたところで変かえられない
会話かいわの終おわりが近ちかづいたところで
何なにから私わたし伝つたえれば良よかったんだ

何なにもかも失うしなって

「ありがとう」って素直すなおな言葉ことばで
過去かこを振ふり返かえる 未来みらいだってすぐそこだ
水みずの中なかの泡あわが私わたしを見みつけた
君きみが君きみだってわかった

「ごめんね」が口癖くちぐせな私わたし
いつも不確ふたしかでどれも抽象的ちゅうしょうてきでさ
自分じぶんが何者なにものであるべきかって
君きみに出会であえたことで
今いまやっとわかった