悲かなしいときは頬ほほを寄よせて
寂さみしいときは胸むねをあわせて
ただふたりは息いきを堪こらえて
虫むしの音ねを聞きいていました
そんな寂さみしい夏なつの終おわりでした
悲かなしいときは頬ほほを寄よせて
寂さみしいときは胸むねをあわせて
ただふたりは目めを閉とじて
眠ねむるのを待まっていました
そんな寂さみしい愛あいの形かたちでした
悲かなしいときは頬ほほを寄よせて
寂さみしいときは胸むねをあわせて
ただふたりは夜よるの縁ふちへ
ふるえて旅立たびだつのでした
そんな寂さみしいふたりのはじまりでした
悲kanaしいときはshiitokiha頬hohoをwo寄yoせてsete
寂samiしいときはshiitokiha胸muneをあわせてwoawasete
ただふたりはtadafutariha息ikiをwo堪koraえてete
虫mushiのno音neをwo聞kiいていましたiteimashita
そんなsonna寂samiしいshii夏natsuのno終oわりでしたwarideshita
悲kanaしいときはshiitokiha頬hohoをwo寄yoせてsete
寂samiしいときはshiitokiha胸muneをあわせてwoawasete
ただふたりはtadafutariha目meをwo閉toじてjite
眠nemuるのをrunowo待maっていましたtteimashita
そんなsonna寂samiしいshii愛aiのno形katachiでしたdeshita
悲kanaしいときはshiitokiha頬hohoをwo寄yoせてsete
寂samiしいときはshiitokiha胸muneをあわせてwoawasete
ただふたりはtadafutariha夜yoruのno縁fuchiへhe
ふるえてfuruete旅立tabidaつのでしたtsunodeshita
そんなsonna寂samiしいふたりのはじまりでしたshiifutarinohajimarideshita