遥はるか遠とおい海うみの向むこう側がわ 降おり立たつは幻想げんそう 彼かれの豪奢ごうしゃ
品性ひんせいを一欠片ひとかけらどうぞ 知恵ちえの実みを此処ここに持もて
漆黒しっこくの羽はねが妖あやしく舞まう
何なにかひとつ得えるとするのなら 見返みかえりをちょうだい それ以上いじょう
媚こびた目めにカマルは堕おちた それそこに膝ひざをつけ
灰はいの中なかで鈍にぶく光ひかる金貨きんか
夢ゆめで終おわらせない
逃のがれようのない運命うんめいに逆さからって
解とけない呪のろいをかけるように
イブリースと舞まい踊おどれ 業火ごうかに焼やかれていくまで
触ふれる者ものすべてを猛毒もうどくにかける
"戯言たわごとはほどほどにいまは扇情的せんじょうてきな構図こうずのままで"
残のこらず奪うばい尽つくした
こんなもののためにベールの奥おくを歪ゆがめて
痛いたみの帳尻ちょうじりを合あわせていくだけ
感動かんどう 信頼しんらい 誇ほこり 情熱じょうねつ 理想りそう
躊躇ためらう夢ゆめ
溢あふれて 鳴ないた
ともすればそれは青あおい鳥とり 例たとえれば 熟うれた虚栄心きょえいしん
謀はからずもシャムスは食くった 腹はらはまだ膨ふくれない
果はてない欲よくは尽つきることを知しらず
ひとさしの真似まね事ごと
愛あいすることと奪うばってゆくこと
いつだって等ひとしく偏かたよってる
綺麗きれいな指先ゆびさきが だらしなくぶら下さがり
見みる者もののすべてを誘惑ゆうわくにかける
"何一なにひとつの犠牲ぎせいも払はらわず生いきていけると思おもうのか"
ならどこまで差さし出だせる
人ひとを試ためしている 自分じぶんも試ためされている
抱だき締しめようとしてまた突つき放はなす
感動かんどう 信頼しんらい 誇ほこり 情熱じょうねつ 理想りそう
躊躇ためらう夢ゆめ
独ひとりになった
ひとつの結末けつまつに
願ねがう未来みらいを 捲めくって 重かさねて
生うまれた言葉ことばを探さがして
イブリースと舞まい踊おどれ 業火ごうかに焼やかれていくまで
触ふれる者ものすべてを猛毒もうどくにかける
"戯言たわごとはほどほどにいまは扇情的せんじょうてきな構図こうずのままで"
残のこらず奪うばい尽つくした
こんなもののためにベールの奥おくを歪ゆがめて
痛いたみの帳尻ちょうじりを合あわせていくだけ
感動かんどう 信頼しんらい 誇ほこり 情熱じょうねつ 理想りそう
躊躇ためらう夢ゆめ
溢あふれて 鳴ないた
遥haruかka遠tooいi海umiのno向muこうkou側gawa 降oりri立taつはtsuha幻想gensou 彼kareのno豪奢gousya
品性hinseiをwo一欠片hitokakeraどうぞdouzo 知恵chieのno実miをwo此処kokoにni持moてte
漆黒shikkokuのno羽haneがga妖ayaしくshiku舞maうu
何naniかひとつkahitotsu得eるとするのならrutosurunonara 見返mikaeりをちょうだいriwochoudai それsore以上ijou
媚koびたbita目meにniカマルkamaruはha堕oちたchita それそこにsoresokoni膝hizaをつけwotsuke
灰haiのno中nakaでde鈍nibuくku光hikaるru金貨kinka
夢yumeでde終oわらせないwarasenai
逃nogaれようのないreyounonai運命unmeiにni逆sakaらってratte
解toけないkenai呪noroいをかけるようにiwokakeruyouni
イブリiburiースsuとto舞maいi踊odoれre 業火goukaにni焼yaかれていくまでkareteikumade
触fuれるreru者monoすべてをsubetewo猛毒moudokuにかけるnikakeru
"戯言tawagotoはほどほどにいまはhahodohodoniimaha扇情的senjoutekiなna構図kouzuのままでnomamade"
残nokoらずrazu奪ubaいi尽tsuくしたkushita
こんなもののためにkonnamononotameniベbeールruのno奥okuをwo歪yugaめてmete
痛itaみのmino帳尻choujiriをwo合aわせていくだけwaseteikudake
感動kandou 信頼shinrai 誇hokoりri 情熱jounetsu 理想risou
躊躇tameraうu夢yume
溢afuれてrete 鳴naいたita
ともすればそれはtomosurebasoreha青aoいi鳥tori 例tatoえればereba 熟uれたreta虚栄心kyoeishin
謀hakaらずもrazumoシャムスsyamusuはha食kuったtta 腹haraはまだhamada膨fukuれないrenai
果haてないtenai欲yokuはha尽tsuきることをkirukotowo知shiらずrazu
ひとさしのhitosashino真似mane事goto
愛aiすることとsurukototo奪ubaってゆくことtteyukukoto
いつだってitsudatte等hitoしくshiku偏katayoってるtteru
綺麗kireiなna指先yubisakiがga だらしなくぶらdarashinakubura下saがりgari
見miるru者monoのすべてをnosubetewo誘惑yuuwakuにかけるnikakeru
"何一nanihitoつのtsuno犠牲giseiもmo払haraわずwazu生iきていけるとkiteikeruto思omoうのかunoka"
ならどこまでnaradokomade差saしshi出daせるseru
人hitoをwo試tameしているshiteiru 自分jibunもmo試tameされているsareteiru
抱daきki締shiめようとしてまたmeyoutoshitemata突tsuきki放hanaすsu
感動kandou 信頼shinrai 誇hokoりri 情熱jounetsu 理想risou
躊躇tameraうu夢yume
独hitoりになったrininatta
ひとつのhitotsuno結末ketsumatsuにni
願negaうu未来miraiをwo 捲mekuってtte 重kasaねてnete
生uまれたmareta言葉kotobaをwo探sagaしてshite
イブリiburiースsuとto舞maいi踊odoれre 業火goukaにni焼yaかれていくまでkareteikumade
触fuれるreru者monoすべてをsubetewo猛毒moudokuにかけるnikakeru
"戯言tawagotoはほどほどにいまはhahodohodoniimaha扇情的senjoutekiなna構図kouzuのままでnomamade"
残nokoらずrazu奪ubaいi尽tsuくしたkushita
こんなもののためにkonnamononotameniベbeールruのno奥okuをwo歪yugaめてmete
痛itaみのmino帳尻choujiriをwo合aわせていくだけwaseteikudake
感動kandou 信頼shinrai 誇hokoりri 情熱jounetsu 理想risou
躊躇tameraうu夢yume
溢afuれてrete 鳴naいたita