君きみまであと少すこし 何なにも手てにつかない
苛立いらだちを押おし殺ころすように その先さきを求もとめた
ドアが開ひらいて 目めと目めが合あえば
鮮あざやかに散ちる花はな
思おもいのままに泳およいで
僕ぼくの身体からだを泳およいで
その柔やわらかい波間なみまに見みえる
君きみの秘ひめたこころ
愛あいの岸辺きしべに着ついたら
僕ぼくの望のぞみを叶かなえて
余計よけいなものが見みえないように
世界せかいを塞ふさごう
誰だれも立たち入いれない 付つけ入いる余地よちもない
二人ふたりの間あいだに隙間すきまなど 明あきらかにいらない
聞きこえる音おとは 限かぎられてくる
溶とけ合あう魂たましいのうめき
夜よるを飛とぶ鳥とりの行ゆく先さきを
尋たずねることなど できない
君kimiまであとmadeato少sukoしshi 何naniもmo手teにつかないnitsukanai
苛立iradaちをchiwo押oしshi殺koroすようにsuyouni そのsono先sakiをwo求motoめたmeta
ドアdoaがga開hiraいてite 目meとto目meがga合aえばeba
鮮azaやかにyakani散chiるru花hana
思omoいのままにinomamani泳oyoいでide
僕bokuのno身体karadaをwo泳oyoいでide
そのsono柔yawaらかいrakai波間namimaにni見miえるeru
君kimiのno秘hiめたこころmetakokoro
愛aiのno岸辺kishibeにni着tsuいたらitara
僕bokuのno望nozoみをmiwo叶kanaえてete
余計yokeiなものがnamonoga見miえないようにenaiyouni
世界sekaiをwo塞fusaごうgou
誰dareもmo立taちchi入iれないrenai 付tsuけke入iるru余地yochiもないmonai
二人futariのno間aidaにni隙間sukimaなどnado 明akiらかにいらないrakaniiranai
聞kiこえるkoeru音otoはha 限kagiられてくるraretekuru
溶toけke合aうu魂tamashiiのうめきnoumeki
夜yoruをwo飛toぶbu鳥toriのno行yuくku先sakiをwo
尋tazuねることなどnerukotonado できないdekinai