不可ふか抗力こうりょくでしかない
逆さからえないその空気くうきと
噂うわさでしか知しり得えない
天性てんせいの香かおり纏まとって
どうしても 手てに入いれたい
宝石ほうせきのように希少きしょうで
どうしても つかまらない
幻惑げんわくに光ひかる影かげ
思おもいもよらない事こと
突然とつぜん襲おそう嵐あらし
心こころはざわめき揺ゆれて
いくあてをなくした
真綿まわたで首くびを締しめる
柔やわらかな言葉ことばたちが
夜通よどおし木霊こだましては
僕ぼくを絶たえず苦くるしめる
どうしても 触ふれてみたい
滑なめらかな絹きぬの素肌すはだは
どうしても 近付ちかづけない
痛いたい程ほどに輝かがやいて
不吉ふきつな月つきでした
恐おそれを抱いだく程ほどに
君きみの目めは深ふかい青あおさで
僕ぼくの底そこを眺ながめた
不可fuka抗力kouryokuでしかないdeshikanai
逆sakaらえないそのraenaisono空気kuukiとto
噂uwasaでしかdeshika知shiりri得eないnai
天性tenseiのno香kaoりri纏matoってtte
どうしてもdoushitemo 手teにni入iれたいretai
宝石housekiのようにnoyouni希少kisyouでde
どうしてもdoushitemo つかまらないtsukamaranai
幻惑genwakuにni光hikaるru影kage
思omoいもよらないimoyoranai事koto
突然totsuzen襲osoうu嵐arashi
心kokoroはざわめきhazawameki揺yuれてrete
いくあてをなくしたikuatewonakushita
真綿mawataでde首kubiをwo締shiめるmeru
柔yawaらかなrakana言葉kotobaたちがtachiga
夜通yodooしshi木霊kodamaしてはshiteha
僕bokuをwo絶taえずezu苦kuruしめるshimeru
どうしてもdoushitemo 触fuれてみたいretemitai
滑nameらかなrakana絹kinuのno素肌suhadaはha
どうしてもdoushitemo 近付chikaduけないkenai
痛itaいi程hodoにni輝kagayaいてite
不吉fukitsuなna月tsukiでしたdeshita
恐osoれをrewo抱idaくku程hodoにni
君kimiのno目meはha深fukaいi青aoさでsade
僕bokuのno底sokoをwo眺nagaめたmeta