長編歌謡浪曲 「坂本龍馬」 歌詞 辰巳ゆうと ふりがな付

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よみ:ちょうへんかようろうきょく 「さかもとりょうま」

長編歌謡浪曲 「坂本龍馬」 歌詞

辰巳ゆうと

2023.5.24 リリース
作詞
三波美夕紀
作曲
三波美夕紀
編曲
隼トシヒデ
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自分じぶんえらみち
坂本さかもと龍馬りょうまあゆ
時代じだいこえいたなら
すべきことえて
おおきなゆめえがこうぞ

乙女おとめねえやん、わしは人間にんげんにはうえしたいとおもうちゅう。
あるがは、人間にんげんおおきいか、ちいさいかじゃ。
わしはきっと、でかいおとこになるぜよ」

つき名所めいしょ桂浜かつらはま
土佐とさからでて
江戸えどおけまち千葉ちば道場どうじょう
けんきたえる日々ひびなれど
あらしまえうご
くろふねたるをきっかけに
時代じだいすす幕末ばくまつ
おのれはいかにすすもうか
おりしも出会であった人物じんぶつこそ
幕府ばくふ軍艦ぐんかん奉行ぶぎょうなみ 海舟かいしゅう 勝麟太郎かつりんたろう
龍馬りょうまひろ世界せかいろよ
くにひらいて貿易ぼうえき
いまうごかねば
このくに 日本にほんがだめになる
あつおしえにわか龍馬りょうまひら

「そうじゃ そうじゃ やっぱりそうじゃ。
攘夷じょういじゃ佐幕さばくじゃ、自分じぶんはんがどうしたと、みんなぁせま了見りょうけんさわぎゆうが、そりゃちがうぜよ。時代じだいるがじゃ。
日本にほんまるごとをかんがえにゃいかん。わしらは、日本人にほんじんぜよ」

たしかにさとった龍馬りょうままえ
ひろがるゆめてしない
海舟かいしゅう仕込じこみで
うみ軍艦ぐんかんしっかりと
ってようそろ
歴史れきしおお海原うなばら
人並ひとなはずれた度胸どきょうおとこ
龍馬りょうまはゆくぞ西東にしひがし
ひとくには理屈りくつではりぬ
そこには利益りえきという
はなかせて
ともよろこさかえるみちつくるのだ
どんな身分みぶんであろうとも
ひとみな
みな龍馬りょうまかれゆく

龍馬りょうまは、「神戸こうべ海軍かいぐん操練そうれんじょ」、および、海舟かいしゅうの「海軍かいぐんじゅく設立せつりつのためにおおいにはたらき、塾頭じゅくとう任命にんめいされ、海舟かいしゅう使者ししゃとして各地かくち奔走ほんそうひとい、ひとうごかした。薩摩さつまだい南洲なんしゅう西郷さいごう隆盛たかもりにもはじめてった。
やがて操練そうれんじょじゅく廃止はいしとなったのちの慶応けいおう元年がんねん龍馬りょうま長崎ながさきに「亀山社中かめやましゃちゅう」をつくった。これは、日本初にほんはつの"株式かぶしき会社がいしゃ"ともいえる。そこにはたらくのはおも操練そうれんじょ出身しゅっしん若者わかものたち。この社中しゃちゅうは、薩摩さつまはんなどからの援助えんじょによる資金しきんによってあきないをし、ひとそだてた。
そしてまた、この社中しゃちゅうつくった龍馬りょうま目的もくてきのひとつは、薩摩さつまはん長州ちょうしゅうはん同盟どうめいむすばせ、幕府ばくふたおし、朝廷ちょうてい権威けんい回復かいふくさせ、あたらしい日本にっぽんつくることであった。
のちに「亀山社中かめやましゃちゅう」は土佐とさはん援助えんじょとなり、「海援隊かいえんたい」とえる。

このかんくに歴史れきしうごいていた。政変せいへん禁門きんもんへん幕府ばくふによる長州ちょうしゅう征伐せいばつによって、長州ちょうしゅうはあわれ窮地きゅうちにあり。
ときじゅくしぬいていた。薩長さっちょう同盟どうめいいそがれた。
慶応けいおう元年がんねんがつになって、龍馬りょうま西郷さいごう小松こまつ帯刀たてわきい、さらに、かつら小五郎こごろうともって、薩長さっちょう和解わかいについてはなう。
そして龍馬りょうまは、長州ちょうしゅう幕府ばくふめい武器ぶき調達ちょうたつできないことから、
亀山社中かめやましゃちゅう仲買なかがいやくとし、長崎ながさきグラバー商会しょうかいから薩摩さつまはん名義めいぎ武器ぶき軍艦ぐんかんれて、それを長州ちょうしゅう転売てんばいす。
長州ちょうしゅうから薩摩さつまへは、兵糧米ひょうろうまいおくるように提案ていあんし、長州ちょうしゅう快諾かいだくす。
さてもさても龍馬りょうまはたらきにより、薩長さっちょう同盟どうめいへのみちたしかにととのったり。

慶応けいおうねんいちがつ西郷さいごう隆盛たかもりかつら小五郎こごろうはいよいよった。
しかし、薩長さっちょう同盟どうめい締結ていけつにたどりけない。
その原因げんいんは、西郷さいごうかつら両人りょうにんかかえてなやむ、はんはんとのかなしい過去かこいきどおり。
いざや、それをって、この同盟どうめいもうれ、どちらがさきうごくのか。
だが、ときてどもおたがいに、こころかず、さず、さてこそこの大切たいせつ同盟どうめいばなしくずるかとえたとき龍馬りょうまはそれぞれのもとはしった。

小五郎こごろう!いつまで自分じぶんはんことばっかりにしばられゆうがじゃ。
わかっちゅうろう。大事だいじなのは、このさき日本にっぽんぜよ」
西郷さいごうくんかつらも、このくにさきおもうちゅうこころおんなじじゃ。
さ、決断けつだんしとうせ。ときこそ、ときこそいまぜよ!」

かつらせま
だい南洲なんしゅうせま龍馬りょうまいきおいは
てんから使命しめいさずかって
地上ちじょうりたりゅうのよう
言葉ことばむねをうつ
あつおもいで両雄りょうゆうこころえて
薩長さっちょう同盟どうめいとうとうして
坂本さかもと龍馬りょうまあざやかに
くに夜明よあけを姿すがた

すぐにこった寺田てらだ事件じけんくぐけて、
そして、のちに、船中八策せんちゅうはっさくてて
大政奉還たいせいほうかんいて
そのしん政府せいふ
綱領こうりょうはっさくあらわして
あとはみんなまかせたぞ
わしは世界せかい海援隊かいえんたいをやるのだと
った笑顔えがおさわやかさ
つまのおりょうのれたおとこぶり

ゆめ途中とちゅうでこのるが
つづきはきっとだれかがやるさ
わしは天翔あまか波頭はとうって
日本にほんくに見守みまもろう
龍馬りょうまこころきている

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曲名:長編歌謡浪曲 「坂本龍馬」 歌手:辰巳ゆうと