スポットライター 歌詞 nano.RIPE ふりがな付

夏なつの風かぜに吹ふかれどこまでも遠とおくへ
光ひかり浴あびたぼくら今いまを駆かける

あれから何度なんど憧あこがれを胸むねにやってきた 不可能ふかのうだって可能かのうになることもあるなら
諦あきらめないと誓ちかえずに泣ないた夜よるを抜ぬけ 振ふりかぶったその先さきはいつもこの手ての中なか

強つよくなんてないから今いまも足あしは竦すくむけど
背負せおった数かずにあの日ひのぼくを宿やどして踏ふみ出だした
夏なつの風かぜに吹ふかれ蹴けり付つけたダイヤモンド
覗のぞき込こんだ手ての中なかもう何なにを躊躇ためらってるの
はじまりの合図あいずから止とまらずに来きたんだろう
光ひかり浴あびたぼくら今いまを駆かける

この先さき何度なんど夢中むちゅうになることがあるとして 唇くちびる噛かんで涙なみだを飲のむことがあるだろう
後悔こうかいなんてどうしてもするさ それでも 埃ほこり被かぶった思おもい出でにいつかならないように

美うつくしくなくていい カッコ悪わるいくらいでいい
呆あきれるほどに無様ぶざまなぼくを晒さらして追おい掛かけた

夢ゆめと呼よべるほどに届とどかない日々ひびじゃないだろう
迷まよいながらそれでもまだ何なにも失うしなってない
信しんじ続つづけることもすべて投なげ出だすことも
難むずかしいからぼくら今いまを駆かける

ぼくに誇ほこれるようなぼくにはなれずとも
きみに誇ほこれるようなぼくらになれるかな
繋つないだ命いのちで今いまその先さきを照てらせ
ひとりじゃ決けっして出だせない答こたえを探さがして駆かけ出だした

夏なつの風かぜに吹ふかれ蹴けり付つけたダイヤモンド
覗のぞき込こんだ手ての中なかそう何なにも間違まちがってない
終演しゅうえんの合図あいずまで止とまらずに行いくんだよ
光ひかり浴あびたぼくら今いまを駆かける

目めの前まえに迫せまるエンドロール これまでを賭かけた最後さいごのショータイム
シナリオを超こえたドラマチック ハッピーエンドをきみと今いま描えがけ