木漏こもれ日びの中なか1人ひとり歩あるく
言葉ことばも何なにも要いらないような夏なつの空そら
ただ流ながれる雲くもの中なかに
君きみの影かげを探さがしていた
揺ゆれ動うごく夏なつの風かぜに僕ぼくは今いま
君きみの声こえを見みていたんだ
ひどく懐なつかしい香かおりそのせいで
僕ぼくは今いまもあの日ひのまま
手放てばなしてしまった物ものの重おもさに
後悔こうかいばっか募つのって嫌いやになる
今いまでも
夏なつが来くるたびまた君きみを
思おもい出だしてしまうの馬鹿ばかみたいだ
いつか忘わすれてしまえる日ひが来くることが
怖こわくて泣ないているのでしょう
今いまでも
掌てのひらから零こぼれていく面影おもかげを
忘わすれまいと君きみを描えがく夏なつの海うみ
香かおりだけが残のこるから痛いたむんだ
傷口きずぐち染しみる波なみの花はな
忘わすれてしまった事ことの多おおさに
後悔こうかいばっか募つのって嫌いやになる
今いまでも
夏なつが来くるたびまた君きみを
思おもい出だしてしまうの馬鹿ばかみたいだ
全すべて忘わすれてしまえる日ひが来くることが
怖こわくて泣ないているのでしょう
記憶きおくはいつだって美化びかされる
無意識むいしきのうちに何度なんども塗ぬり直なおした
それは偽物にせものだと君きみは笑わらうかな
抱かかえられる記憶きおくの数かずには
限かぎりがあるなんて言いうならせめて
半分はんぶんは君きみが抱かかえてくれよ
いつまでも
「ねぇ 夏なつが来くるたびに貴方あなたを
思おもい出だしてしまうの馬鹿ばかみたいね」
木漏komoれre日biのno中naka1人hitori歩aruくku
言葉kotobaもmo何naniもmo要iらないようなranaiyouna夏natsuのno空sora
ただtada流nagaれるreru雲kumoのno中nakaにni
君kimiのno影kageをwo探sagaしていたshiteita
揺yuれre動ugoくku夏natsuのno風kazeにni僕bokuはha今ima
君kimiのno声koeをwo見miていたんだteitanda
ひどくhidoku懐natsuかしいkashii香kaoりそのせいでrisonoseide
僕bokuはha今imaもあのmoano日hiのままnomama
手放tebanaしてしまったshiteshimatta物monoのno重omoさにsani
後悔koukaiばっかbakka募tsunoってtte嫌iyaになるninaru
今imaでもdemo
夏natsuがga来kuるたびまたrutabimata君kimiをwo
思omoいi出daしてしまうのshiteshimauno馬鹿bakaみたいだmitaida
いつかitsuka忘wasuれてしまえるreteshimaeru日hiがga来kuることがrukotoga
怖kowaくてkute泣naいているのでしょうiteirunodesyou
今imaでもdemo
掌tenohiraからkara零koboれていくreteiku面影omokageをwo
忘wasuれまいとremaito君kimiをwo描egaくku夏natsuのno海umi
香kaoりだけがridakega残nokoるからrukara痛itaむんだmunda
傷口kizuguchi染shiみるmiru波namiのno花hana
忘wasuれてしまったreteshimatta事kotoのno多ooさにsani
後悔koukaiばっかbakka募tsunoってtte嫌iyaになるninaru
今imaでもdemo
夏natsuがga来kuるたびまたrutabimata君kimiをwo
思omoいi出daしてしまうのshiteshimauno馬鹿bakaみたいだmitaida
全subeてte忘wasuれてしまえるreteshimaeru日hiがga来kuることがrukotoga
怖kowaくてkute泣naいているのでしょうiteirunodesyou
記憶kiokuはいつだってhaitsudatte美化bikaされるsareru
無意識muishikiのうちにnouchini何度nandoもmo塗nuりri直naoしたshita
それはsoreha偽物nisemonoだとdato君kimiはha笑waraうかなukana
抱kakaえられるerareru記憶kiokuのno数kazuにはniha
限kagiりがあるなんてrigaarunante言iうならせめてunarasemete
半分hanbunはha君kimiがga抱kakaえてくれよetekureyo
いつまでもitsumademo
「ねぇnee 夏natsuがga来kuるたびにrutabini貴方anataをwo
思omoいi出daしてしまうのshiteshimauno馬鹿bakaみたいねmitaine」