あの夜よるがこの目めに
染しみ付ついて離はなれない
心こころ一ひとつ明あけ渡わたせないままで
さよならの数かずだけ
欠かけていく景色けしきが
小ちいさな背中せなかを身勝手みがってに押おす
もういかなくちゃ
痛いたみに負まけたくないから
好すきなもの一ひとつ二ふたつ
少すこしずつつまんだ
顔かおのない僕ぼくら
産声うぶごえを上あげた
出来でき立たての目玉めだまで
君きみの顔かおを見みた
酷ひどく
酷ひどく美うつくしい眼差まなざしだから
ふと
生いきなければと思おもった
寂さびしさも嫌きらわれ
愛いとしさも煙けむたがられ
欠伸あくび一ひとつろくに出来できないけれど
君きみだけの心こころを
打うち明あけて欲ほしいの
それが君きみの肉にくに変かわるから
ねぇ
涙なみだだけ
隠かくそうとするのはやめて
心こころから泣ないて
心こころから笑わらって
君きみにさよならをしないで
好すきなもの一ひとつ二ふたつ
少すこしずつ願ねがって
形かたちづく僕ぼくら
産声うぶごえを上あげた
出来でき立たての目玉めだまが
僕ぼくの顔かおを見みた
ロクでもない体からだが
陽ひに焼やけてついに明あかされる僕ぼくら
産声うぶごえを上あげた
出来でき立たての愛あいで
君きみと見みつめ合あった
酷ひどく
酷ひどく美うつくしい眼差まなざしだから
今いま
生いきたいと思おもった
あのano夜yoruがこのgakono目meにni
染shiみmi付tsuいてite離hanaれないrenai
心kokoro一hitoつtsu明aけke渡wataせないままでsenaimamade
さよならのsayonarano数kazuだけdake
欠kaけていくketeiku景色keshikiがga
小chiiさなsana背中senakaをwo身勝手migatteにni押oすsu
もういかなくちゃmouikanakucha
痛itaみにmini負maけたくないからketakunaikara
好suきなものkinamono一hitoつtsu二futaつtsu
少sukoしずつつまんだshizutsutsumanda
顔kaoのないnonai僕bokuらra
産声ubugoeをwo上aげたgeta
出来deki立taてのteno目玉medamaでde
君kimiのno顔kaoをwo見miたta
酷hidoくku
酷hidoくku美utsukuしいshii眼差manazaしだからshidakara
ふとfuto
生iきなければとkinakerebato思omoったtta
寂sabiしさもshisamo嫌kiraわれware
愛itoしさもshisamo煙kemuたがられtagarare
欠伸akubi一hitoつろくにtsurokuni出来dekiないけれどnaikeredo
君kimiだけのdakeno心kokoroをwo
打uちchi明aけてkete欲hoしいのshiino
それがsorega君kimiのno肉nikuにni変kaわるからwarukara
ねぇnee
涙namidaだけdake
隠kakuそうとするのはやめてsoutosurunohayamete
心kokoroからkara泣naいてite
心kokoroからkara笑waraってtte
君kimiにさよならをしないでnisayonarawoshinaide
好suきなものkinamono一hitoつtsu二futaつtsu
少sukoしずつshizutsu願negaってtte
形katachiづくduku僕bokuらra
産声ubugoeをwo上aげたgeta
出来deki立taてのteno目玉medamaがga
僕bokuのno顔kaoをwo見miたta
ロクrokuでもないdemonai体karadaがga
陽hiにni焼yaけてついにketetsuini明aかされるkasareru僕bokuらra
産声ubugoeをwo上aげたgeta
出来deki立taてのteno愛aiでde
君kimiとto見miつめtsume合aったtta
酷hidoくku
酷hidoくku美utsukuしいshii眼差manazaしだからshidakara
今ima
生iきたいとkitaito思omoったtta