リリの花束 歌詞 如月ましろ ふりがな付

白しろく綺麗きれいに咲さいていた
中空ちゅうくうの箱庭はこにわの中なか
君きみの孤独こどくを喰くらえど 盲目もうもく

その花束はなたばに名なを付つけて
愛あいされたフリをしてた
ゆめはまだ冷さめないでね 透明とうめい

私わたしのリリー だいすきな白しろで
埋うめ尽つくした 花束はなたばは綺麗きれい
ゆめのなかの お話はなしでしたと
さよならまで 君きみは透明とうめいで

夢見心地ゆめみごこち 白百合しらゆりの花はなが
見惚みとれるほど 美うつくしかったの
ゆめにさいて 独房どくぼうの世界せかい
花はなになって ホワイトロリータ

淡あわく澄すんだ世界せかいの色いろ
君きみと僕ぼくで二人ふたりきり
君きみの意識いしきを喰くらえど 盲目もうもく

色彩しきさいは二ふたつだけなの
けど鮮あざやかに見みえるので
悪わるくはないと思おもうの 透明とうめい

私わたしのリリー 終おわりが来きても
君きみの事ことは 忘わすれはしないな
死しなない花はな モノクロと白しろと
その日ひまでは 愛あいされてたいな

花はなになって 花葬かそうの棺ひつぎが
君きみの息いきが 途切とぎれない為ために
消きえていった 視界しかいのすべてが
戻もどらなくて リリの花束はなたば

私わたしのリリー だいすきな白しろで
埋うめ尽つくした 花束はなたばは綺麗きれい
ゆめのなかの お話はなしでしたと
さよならまで 君きみは透明とうめいで

夢見心地ゆめみごこち 白百合しらゆりの花はなが
見惚みとれるほど 美うつくしかったの
ゆめにさいて 独房どくぼうの世界せかい
花はなになって ホワイトロリータ