よみ：いせかい
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風かぜが揺ゆらす日常にちじょう 焼やけるようだ
日傘ひがさした私わたしが 振ふり返かえる理想郷りそうきょう
秘密ひみつ基地きちに帰かえろう 透すき通とおってた
またね 明日あしたね 振ふり返かえす手ては
「今いまとなっては」なんてさ
話はなす言葉ことばも決きまっていた
見慣みなれていた 街まちさえぼやけてる
ここはどこなんだろう?
心こころだけを残のこしていって
次第しだいに体からだは大人おとなになって
鳴なり響ひびく振鈴しんれいで 胸むねを刺さすような痛いたみが
嘆なげく言葉ことばが多おおくなって
暮くれる街並まちなみに君きみはいなくて
異い世界せかいに彷徨さまよった
変かわる赤信号あかしんごうに苛立いらだってる
息いきがつまる日常にちじょう 焼やけるような
陽ひが差さした午前ごぜん10時じ 影かげを描えがく歩道橋ほどうきょう
揺ゆらいでいる陽炎かげろう 目めを逸そらしてた
いつか どっかで 振ふり返かえす手ては
「今いまもどっかで」
ねぇ止とまんない。涙なみだが今いま
あぁつまんない。欠かいた世界せかいをぼやかしてる
もうわかんない。笑わらえなくなってる
夏なつが少すこしずつ遠とおくなっていく
歩幅ほはばだけが大おおきくなって
次第しだいに足取あしどりは重おもくなって
黙だまり込こむ星空ほしぞらで 胸むねを刺さすような痛いたみが
歩あるく距離きょりは短みじかくなって
何なにもない道端みちばたで躓つまずいて
異い世界せかいに彷徨さまよった
あの頃ころの景色けしきが色いろづいて
できることが変かわっていた
見上みあげていた僕ぼくを見下みおろしてる
ここはどこなんだよ。
心こころだけを残のこしていって
次第しだいに僕ぼくらは大人おとなになって
待まち合あわせ公園こうえんで 胸むねを刺さすような痛いたみが
気きづく頃ころにはもう遅おそくて
歳としを重かさねる度たびに虚むなしくて
異い世界せかいに彷徨さまよった
今いまでもあの日ひがちらついてる
あの頃ころの僕ぼくらが手招てまねいている
それだけ
殺風景さっぷうけい 見飽みあきた部屋へやで 背伸せのびする僕ぼくら
少すこしだけ夢ゆめを持もって歩あるきだしていく
日傘ひがさした私わたしが 振ふり返かえる理想郷りそうきょう
秘密ひみつ基地きちに帰かえろう 透すき通とおってた
またね 明日あしたね 振ふり返かえす手ては
「今いまとなっては」なんてさ
話はなす言葉ことばも決きまっていた
見慣みなれていた 街まちさえぼやけてる
ここはどこなんだろう?
心こころだけを残のこしていって
次第しだいに体からだは大人おとなになって
鳴なり響ひびく振鈴しんれいで 胸むねを刺さすような痛いたみが
嘆なげく言葉ことばが多おおくなって
暮くれる街並まちなみに君きみはいなくて
異い世界せかいに彷徨さまよった
変かわる赤信号あかしんごうに苛立いらだってる
息いきがつまる日常にちじょう 焼やけるような
陽ひが差さした午前ごぜん10時じ 影かげを描えがく歩道橋ほどうきょう
揺ゆらいでいる陽炎かげろう 目めを逸そらしてた
いつか どっかで 振ふり返かえす手ては
「今いまもどっかで」
ねぇ止とまんない。涙なみだが今いま
あぁつまんない。欠かいた世界せかいをぼやかしてる
もうわかんない。笑わらえなくなってる
夏なつが少すこしずつ遠とおくなっていく
歩幅ほはばだけが大おおきくなって
次第しだいに足取あしどりは重おもくなって
黙だまり込こむ星空ほしぞらで 胸むねを刺さすような痛いたみが
歩あるく距離きょりは短みじかくなって
何なにもない道端みちばたで躓つまずいて
異い世界せかいに彷徨さまよった
あの頃ころの景色けしきが色いろづいて
できることが変かわっていた
見上みあげていた僕ぼくを見下みおろしてる
ここはどこなんだよ。
心こころだけを残のこしていって
次第しだいに僕ぼくらは大人おとなになって
待まち合あわせ公園こうえんで 胸むねを刺さすような痛いたみが
気きづく頃ころにはもう遅おそくて
歳としを重かさねる度たびに虚むなしくて
異い世界せかいに彷徨さまよった
今いまでもあの日ひがちらついてる
あの頃ころの僕ぼくらが手招てまねいている
それだけ
殺風景さっぷうけい 見飽みあきた部屋へやで 背伸せのびする僕ぼくら
少すこしだけ夢ゆめを持もって歩あるきだしていく
