憧あこがれも虚むなしさも 過すぎゆく日ひのうわ言ごと
儚はかなさに願ねがう程ほど 途切とぎれ明あけてく暁あかつき
理ことわりは欠かけたまま 散ちりまどわす風かぜ先さき
仰あおぐ手てをすり抜ぬけて 揺ゆらぎ落おちてく ひとひら
深ふかく鮮あざやかな夜よるの痕あとを追おいかけながら
赤あかく染そめかけた夢ゆめは褪あせて焦こがれるだけ
朽くちた色いろ
空そら霞かすみ移うつろえば 頼たよりのない果はてまで
浮うかべては立たち止どまり 解とけて消きえ入いる淡雪あわゆき
永ながく不確ふたしかな日々ひびの跡あとに問といかけながら
越こえてすれ違ちがう季節きせつ独ひとり重かさねる度たび 暮くれる影かげ
巡めぐりもう一度いちど明日あすを選えらべたら 何回なんかいでも 何色なにいろでも 描えがきだす
辿たどるように
深ふかく鮮あざやかな夜よるの痕あとを追おいかけながら
赤あかく染そめかけた夢ゆめは褪あせて焦こがれるだけ
今いまをかたどれば もろく灰はいとなり舞まい上あがる
朽くちた色いろ
憧akogaれもremo虚munaしさもshisamo 過suぎゆくgiyuku日hiのうわnouwa言goto
儚hakanaさにsani願negaうu程hodo 途切togiれre明aけてくketeku暁akatsuki
理kotowariはha欠kaけたままketamama 散chiりまどわすrimadowasu風kaze先saki
仰aoぐgu手teをすりwosuri抜nuけてkete 揺yuらぎragi落oちてくchiteku ひとひらhitohira
深fukaくku鮮azaやかなyakana夜yoruのno痕atoをwo追oいかけながらikakenagara
赤akaくku染soめかけたmekaketa夢yumeはha褪aせてsete焦koがれるだけgarerudake
朽kuちたchita色iro
空sora霞kasuみmi移utsuろえばroeba 頼tayoりのないrinonai果haてまでtemade
浮uかべてはkabeteha立taちchi止doまりmari 解toけてkete消kiえe入iるru淡雪awayuki
永nagaくku不確futashiかなkana日々hibiのno跡atoにni問toいかけながらikakenagara
越koえてすれetesure違chigaうu季節kisetsu独hitoりri重kasaねるneru度tabi 暮kuれるreru影kage
巡meguりもうrimou一度ichido明日asuをwo選eraべたらbetara 何回nankaiでもdemo 何色naniiroでもdemo 描egaきだすkidasu
辿tadoるようにruyouni
深fukaくku鮮azaやかなyakana夜yoruのno痕atoをwo追oいかけながらikakenagara
赤akaくku染soめかけたmekaketa夢yumeはha褪aせてsete焦koがれるだけgarerudake
今imaをかたどればwokatadoreba もろくmoroku灰haiとなりtonari舞maいi上aがるgaru
朽kuちたchita色iro