一円なり 歌詞 NakamuraEmi ふりがな付

暗算あんざんが苦手にがてということは 通かよったそろばんを 活いかせてない
仕事しごとで月つき1億おく電卓でんたくを叩たたいたが そろばんをはじくことはなかった

ただそんなことよりも 一緒いっしょに通かよったカナちゃんを
傷きずつけたし助たすけてもらった あの子こは私わたしのアイドル

最後さいごの検定けんていも確たしか落おっこちた そして辞やめることになったそろばん
隣となりの小学校しょうがっこうの子こ達たちとも 結局けっきょく仲良なかよくはなれなかった

ただそんなことよりも 先生せんせいはいつも優やさしくて
笑顔えがおで大好だいすきだった あんな大人おとなに私わたしもなりたい

私わたしはもうそろばんははじかない
私わたしはもうそろばんははじかない
頭あたまの中なかではじいて はじいてないような顔かおして
数字すうじばかり追おいかけていて だって生いきていかなくちゃ

私わたしはもうそろばんははじかない
私わたしはもうそろばんははじかない
でも先生せんせいに出会であった カナちゃんに出会であった
違ちがう社会しゃかいを知しった 自分じぶんの小ちいささも知しった
あの音おとが好すきになって 今いまも指先ゆびさきは覚おぼえていて
先生せんせいはライブにきてくれて 笑顔えがおが変かわらなくて

意味いみなさそうで 後々あとあと知しるんだ
全すべては私わたしの 一部いちぶになるんだ

一いち円えんなり
二に円えんなり
三さん円えんなり
ねがいましては

先生せんせい元気げんきかな