白しろい花はなが咲さく季節きせつ
日ひに焼やけた肌はだがヒリヒリする
しかめ面つらして汗あせを拭ふいたら
猫ねこが笑わらった
流ながれ流ながされ気きがつくと
随分ずいぶん遠とおくへ来きてしまった
ゆくあてもなく雲くもを数かぞえて
あくびをひとつ
風待かぜまち 畦道あぜみちの先さき
待まち合あわせの指切ゆびきりをしようよ
子供こどもみたいに
夏なつの日ひの蜃気楼しんきろう
日常にちじょうを抜ぬけ出だして
明日あしたまたあなたに会あえるかな
また旅たびに出でよう
雨あめに降ふられて雨宿あまやどり
遠とおくで祭まつりの音おとが聞きこえる
ぬるいラムネを飲のみ干ほしたら
君きみが笑わらった
時間じかんも忘わすれて ふたり
またたびの花はなを探さがしてた日ひが
懐なつかしいね
夏なつの日ひの蜃気楼しんきろう
日常にちじょうを抜ぬけ出だして
明日あしたまたあなたに会あえるかな
また旅たびに出でよう
靴紐くつひも ほどけて
俯うつむいた夢ゆめの途中とちゅう
涙なみだがこぼれ落おちる
夏草なつくさが風かぜに揺ゆれ
夜よるの帳とばりが下おりて
星ほしたちが歌うたい出だす帰かえり道みち
遠回とおまわりしよう
夏なつの日ひの蜃気楼しんきろう
日常にちじょうを抜ぬけ出だして
いつかまたあなたに会あえたなら
また旅たびに出でよう
また旅たびに出でよう
白shiroいi花hanaがga咲saくku季節kisetsu
日hiにni焼yaけたketa肌hadaがgaヒリヒリhirihiriするsuru
しかめshikame面tsuraしてshite汗aseをwo拭fuいたらitara
猫nekoがga笑waraったtta
流nagaれre流nagaされsare気kiがつくとgatsukuto
随分zuibun遠tooくへkuhe来kiてしまったteshimatta
ゆくあてもなくyukuatemonaku雲kumoをwo数kazoえてete
あくびをひとつakubiwohitotsu
風待kazemaちchi 畦道azemichiのno先saki
待maちchi合aわせのwaseno指切yubikiりをしようよriwoshiyouyo
子供kodomoみたいにmitaini
夏natsuのno日hiのno蜃気楼shinkirou
日常nichijouをwo抜nuけke出daしてshite
明日ashitaまたあなたにmataanatani会aえるかなerukana
またmata旅tabiにni出deようyou
雨ameにni降fuられてrarete雨宿amayadoりri
遠tooくでkude祭matsuりのrino音otoがga聞kiこえるkoeru
ぬるいnuruiラムネramuneをwo飲noみmi干hoしたらshitara
君kimiがga笑waraったtta
時間jikanもmo忘wasuれてrete ふたりfutari
またたびのmatatabino花hanaをwo探sagaしてたshiteta日hiがga
懐natsuかしいねkashiine
夏natsuのno日hiのno蜃気楼shinkirou
日常nichijouをwo抜nuけke出daしてshite
明日ashitaまたあなたにmataanatani会aえるかなerukana
またmata旅tabiにni出deようyou
靴紐kutsuhimo ほどけてhodokete
俯utsumuいたita夢yumeのno途中tochuu
涙namidaがこぼれgakobore落oちるchiru
夏草natsukusaがga風kazeにni揺yuれre
夜yoruのno帳tobariがga下oりてrite
星hoshiたちがtachiga歌utaいi出daすsu帰kaeりri道michi
遠回toomawaりしようrishiyou
夏natsuのno日hiのno蜃気楼shinkirou
日常nichijouをwo抜nuけke出daしてshite
いつかまたあなたにitsukamataanatani会aえたならetanara
またmata旅tabiにni出deようyou
またmata旅tabiにni出deようyou