木々きぎがしげり、荒あれて、ひと気けがない
出口でぐちのような入いり口ぐちに化ばかされ
覗のぞくスプーンに映うつり込こんだ
木きが揺ゆれています
ぼろぼろの歩道橋ほどうきょう 過すぎたあたり
形かたちを変かえ 今いまもそこにあります
プラスチックのスプーンに
森もりが透すけています
そちらはもう雨あめは止やんでますか?
歩道橋ほどうきょうの向むこう側がわには
私わたしはいないけれど
錆さびついた遊具ゆうぐじゃとても
誰だれかを運はこぶこともできない
毎日まいにち違ちがう 最悪さいあくが私わたしの
窓まどを叩たたく どあを 肩かたを叩たたく
木々kigiがしげりgashigeri、荒aれてrete、ひとhito気keがないganai
出口deguchiのようなnoyouna入iりri口guchiにni化baかされkasare
覗nozoくkuスプsupuーンnにni映utsuりri込koんだnda
木kiがga揺yuれていますreteimasu
ぼろぼろのboroborono歩道橋hodoukyou 過suぎたあたりgitaatari
形katachiをwo変kaえe 今imaもそこにありますmosokoniarimasu
プラスチックpurasuchikkuのnoスプsupuーンnにni
森moriがga透suけていますketeimasu
そちらはもうsochirahamou雨ameはha止yaんでますかndemasuka?
歩道橋hodoukyouのno向muこうkou側gawaにはniha
私watashiはいないけれどhainaikeredo
錆saびついたbitsuita遊具yuuguじゃとてもjatotemo
誰dareかをkawo運hakoぶこともできないbukotomodekinai
毎日mainichi違chigaうu 最悪saiakuがga私watashiのno
窓madoをwo叩tataくku どあをdoawo 肩kataをwo叩tataくku