光り 歌詞 上野大樹 ふりがな付

悲かなしみや憂うれいが終おわってしまえば
貴方あなたの欠片かけらも無なくなってしまう
ふらふら意味いみもなく歩あるいてるのは
動うごかないと何なにかが壊こわれそうで

代かわりのない変かわりもしない帰かえる場所ばしょには
いつでも当あたり前まえのように貴方あなたが
居いたから今更いまさらわかんないよ、これから

心こころが満みちてく形かたちを変かえながら
貴方あなたのいないここでも貴方あなたを想おもう
それだけでまだ一緒いっしょに居いられる
明日あしたの朝あさにはちゃんといつも通どおりに
それまですこしこのまま貴方あなたを想おもう
全すべてを投なげ出だしていたい

ぼんやり明あけてくこの時間じかんが
彼方かなたに消きえても思おもい出だせるか
うだうだしてる間まに朝あさが見みえて
知しらないフリしてるただ目めを閉とじてる

触さわれもしない触さわりもしない一いち番ばん近ちかくの
自分じぶんの心こころに手てを伸のばして
触ふれたら、わかるか、悲かなしみの感触かんしょく

心こころが覚おぼえてるいつかの温ぬくもりを
貴方あなたが引ひいた手てを取とり歩あるいてたの
柔やわらかい風かぜの中なかただ

幼おさない微熱びねつが頭あたまを叩たたいて身体からだも心こころも揺ゆらす
駄目だめだとわかっているけどそれでも頭あたまをよぎる
心こころと心こころで繋つないだこの手てを離はなさないように
大丈夫だいじょうぶ、離はなさない、これから

心こころが満みちてく貴方あなたを思おもいながら
静しずかな夜よるはこれから思おもい出だすから
これからも側そばに居いてほしい