本当のこと 歌詞 柴田淳 ふりがな付

闇やみの中なか 一人ひとり彷徨さまようなら
その胸むねを光ひからせて

誰だれの目めも 誰彼だれかれの笑わらいも
きみを輝かがやかせるよ

抗あらがわず 口くちを閉とじ
教おしえずに ただ見みてて

手放てばなして 欲ほしかった全すべてを
既すでにそこにあるから

羽はばたいた その羽根はねの波なみだけ
新あたらしい風かぜが吹ふく

踏ふみ出だした その一いっ歩ぽ先さきには
違ちがう道みちが待まってる

眠ねむるまで 沈しずむまで
夢ゆめの果はてに着つくまで

目めを閉とじて 見みえてくるものこそ
きみの大切たいせつなもの

知しらぬ間まに 出来できた傷きずはいつか
誰だれかを助たすけたもの

幸しあわせも 不幸ふしあわせも同おなじ
生いきている 奇跡きせきだけ