それでも明日は 歌詞 Hana Hope ふりがな付

わたしに聞きこえる わたしのこの声こえ
かすかに たしかに 響ひびいた この声こえが

重かさなり ぶつかり たなびき 流ながれて
気付きづけば 佇たたずむ 見晴みはらしのいい踊おどり場ば

燃もえて消きえて行ゆく今日きょうの
残のこり火びに触ふれる手ては
熱あつさにひるみ 冷つめたくなるあいだに震ふるえて
誰だれかを抱だきとめるには この胸むねは小ちいさくて
ちぎれたまま それでも明日あしたは

あなたに聞きこえる? わたしの靴くつの音おと
こころやからだを踊おどらせ 連つれ出だして
やさしさ山やまほど 包つつんだ花束はなたば
両手りょうてで抱かかえて 通とおりを走はしり抜ぬけて

飛とび出だす空そら 青あおくなる星ほしの夜よるを追おい越こして
惑まどう瞳ひとみの中なかに満みちる 朝焼あさやけのかなた
振ふり返かえれば蜃気楼しんきろう ぬくもりが揺ゆれている
焦こがれたまま それでも明日あしたは

わたしに聞きこえる わたしのこの声こえ いつでも