よみ:はるはばけもの
春はバケモノ 歌詞

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なきそ feat. 初音ミク
- 2019.12.23 リリース
- 作詞
- なきそ
- 作曲
- なきそ
- 編曲
- なきそ
友情
感動
恋愛
元気
結果
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恋こいして至いたった
今いまに尚更なおさら 沁しみるのはきっと
「愛あいせやしないや、もう誰だれも」って
秋風あきかぜが立たった何年なんねん後あとでさえも
乙女おとめのように穢けがれない君きみは居いない
それでも魘おそわれる あの春はるに
諦あきらめが私わたしに憑つく未来みらい世せまで
「もういいかい」をもう一いっ回かい
それで幸福感こうふくかんは掴つかめたの
いずれ終おわるために始はじめたいのなら
いっそ思おもいを初そめないで
「呼吸こきゅうをしただけ」とでも言いいたげに
徒事あだごとを示しめしたあなたなんか
どうなったっていいし
あわよくば果敢はかなくなって仕舞しまえばいい
嗚呼ああ
どうしようかもう死しのうか
「もういいよ、黙だまって──相合あいあい傘がさは諄くどい」
従したがって不ふ退転たいてんがない私わたしは
噤つぐんで啼ないて過去かこを嫉そねむ
どうしようかもう死しのうか
御釈迦おしゃかになった体ていは成なせないからさ
言いっても今更いまさら
恋こいしていたって
「今いま」もそのうちに飽あくから きっと
「愛あいせやしないや、冷さめたんだ」って
秋風あきかぜが立たった数すう年ねん後ごになれば
形かたちだけの愛いつくしみは
もう嫌いやだから
如何いかんせん君きみは幸しあわせ
「何なんで、私わたしだけ見み捨すてて──」
金輪際こんりんざい 看做みなさない
君きみを倦怠感けんたいかんの果はてだとは
「煩うるさい」や「嫌きらい」とでも思おもい込こんでさえ
咲さいた想おもいは消きえないや
「呼吸こきゅうをしただけ」とでも言いいたげに
あからめを示しめした なんて嘘うそさ
如何どうしてなんだろうか
苟いやしくも果敢はかなくなってく気きはしない
別べつの春はるに移うつろった君きみは愛あいを掠かすめたの
洗あらい浚ざらい 欠片かけらも無ないと知しった
「私わたしの未練みれんも奪うばい去さってくれよ」
それだけで未いまだ匙さじを投なげないで
「──巫山戯ふざけんなよ」
嗚呼ああ
どうしようかもう死しのうか
「もういいよ、黙だまって──相対あいたいは嫌いやだからさ」
微睡まどろんで不退ふたい転てんがない私わたしは
「厭いや」を装よそおった 何なんの為ために
どうしようかもう死しのうか
御釈迦おしゃかになった体ていは成なせないけれど
それでもずっと
恋こいして至いたった
今いまに尚更なおさら 沁しみるのはきっと
「愛あいせやしないや、もう誰だれも」って
秋風あきかぜが立たった何年なんねん後ごでさえも
乙女おとめのように穢けがれない君きみは居いない
それでも魘おそわれる あの春はるに
諦あきらめが囁ささやくのはいつ
恋こいして仕舞しまった
なんと呪のろわれた因果いんがだろう
逆様さかさまになって戦慄おののいたって
変かわらない想おもいは今際いまわでさえも
花曇はなぐもりが此処ここに終おわる
「もう一度いちど接吻きすをしたら──」
今いまに尚更なおさら 沁しみるのはきっと
「愛あいせやしないや、もう誰だれも」って
秋風あきかぜが立たった何年なんねん後あとでさえも
乙女おとめのように穢けがれない君きみは居いない
それでも魘おそわれる あの春はるに
諦あきらめが私わたしに憑つく未来みらい世せまで
「もういいかい」をもう一いっ回かい
それで幸福感こうふくかんは掴つかめたの
いずれ終おわるために始はじめたいのなら
いっそ思おもいを初そめないで
「呼吸こきゅうをしただけ」とでも言いいたげに
徒事あだごとを示しめしたあなたなんか
どうなったっていいし
あわよくば果敢はかなくなって仕舞しまえばいい
嗚呼ああ
どうしようかもう死しのうか
「もういいよ、黙だまって──相合あいあい傘がさは諄くどい」
従したがって不ふ退転たいてんがない私わたしは
噤つぐんで啼ないて過去かこを嫉そねむ
どうしようかもう死しのうか
御釈迦おしゃかになった体ていは成なせないからさ
言いっても今更いまさら
恋こいしていたって
「今いま」もそのうちに飽あくから きっと
「愛あいせやしないや、冷さめたんだ」って
秋風あきかぜが立たった数すう年ねん後ごになれば
形かたちだけの愛いつくしみは
もう嫌いやだから
如何いかんせん君きみは幸しあわせ
「何なんで、私わたしだけ見み捨すてて──」
金輪際こんりんざい 看做みなさない
君きみを倦怠感けんたいかんの果はてだとは
「煩うるさい」や「嫌きらい」とでも思おもい込こんでさえ
咲さいた想おもいは消きえないや
「呼吸こきゅうをしただけ」とでも言いいたげに
あからめを示しめした なんて嘘うそさ
如何どうしてなんだろうか
苟いやしくも果敢はかなくなってく気きはしない
別べつの春はるに移うつろった君きみは愛あいを掠かすめたの
洗あらい浚ざらい 欠片かけらも無ないと知しった
「私わたしの未練みれんも奪うばい去さってくれよ」
それだけで未いまだ匙さじを投なげないで
「──巫山戯ふざけんなよ」
嗚呼ああ
どうしようかもう死しのうか
「もういいよ、黙だまって──相対あいたいは嫌いやだからさ」
微睡まどろんで不退ふたい転てんがない私わたしは
「厭いや」を装よそおった 何なんの為ために
どうしようかもう死しのうか
御釈迦おしゃかになった体ていは成なせないけれど
それでもずっと
恋こいして至いたった
今いまに尚更なおさら 沁しみるのはきっと
「愛あいせやしないや、もう誰だれも」って
秋風あきかぜが立たった何年なんねん後ごでさえも
乙女おとめのように穢けがれない君きみは居いない
それでも魘おそわれる あの春はるに
諦あきらめが囁ささやくのはいつ
恋こいして仕舞しまった
なんと呪のろわれた因果いんがだろう
逆様さかさまになって戦慄おののいたって
変かわらない想おもいは今際いまわでさえも
花曇はなぐもりが此処ここに終おわる
「もう一度いちど接吻きすをしたら──」