エンドロール 歌詞 高橋優 ふりがな付

ここにお前まえの居い場所ばしょはないのだと
門前払もんぜんばらいを受うけながら
吹ふきさらしの指先ゆびさき血ちが滲にじむ
かつて包つつみ込こんでくれた大おおきな
手ての感触かんしょくを思おもい出だして
あと少すこしだけ強つよく生いきていきたい

ずっと痛いたみと手てを繋つないで
淋さびしさにうちひしがれて
いつの日ひかまたあなたに会あえる
エンドロールではみんな笑わらってる
物語ものがたりの続つづきを生いきている

そんなわけないかと笑わらいながら
片隅かたすみで信しんじ続つづけながら
もし同おなじこと思おもってるなら
どこかであなたもいま笑わらってる
この世界せかいで何なにが出来できるのだろう

さぁぼくらは笑わらおうぜ
ありったけの愛あいを込こめて

「ダメな方ほうに変かわった」なんて言いわれたり
「もう少すこし変かわれ」と言いわれたり
波風なみかぜ立たてずに生いきていきたい
だけどこのままじゃ終おわりたくないと
心こころの中なかで叫さけんでいる
何なにもない日々ひびで死しぬのを待まつだけか?

太陽たいようが昇のぼらなくても
冷つめたくて暗くらい時代じだいでも
最後さいごまで唄うたい続つづけたい
エンディングソングなんて聴きこえやしやない
ぼくらが照てらせる闇やみがあるハズ

そりゃ綺麗きれい事ごとだと笑わらわれながら
片隅かたすみで信しんじ続つづけながら
誰だれもが誰だれか照てらす光ひかり
どこかであなたもいま唄うたってる
この世界せかいで何なにが出来できるのだろう

生いきるだけで迷惑めいわくだね
存在そんざいを消けしちゃう方ほうが楽らくかもね 楽らくだろうね

あぁダメだった またダメだった
言いいながら何年なんねん経たっちまった
やめようか あきらめようか
みたいな歌うたを唄うたって明あかそうか

ずっと痛いたみと手てを繋つないで
淋さびしさにうちひしがれて
いつの日ひかまたあなたに会あえる
エンドロールではみんな笑わらってる
物語ものがたりの続つづきを生いきていく

嫌いやなことばかりの世界せかいでも
心こころが躍おどるようなときを
最後さいごまで信しんじ続つづけたい
どこかであなたもいま歩あるいてる
ぼくらが照てらせる闇やみがあるハズ

さぁぼくらは笑わらおうぜ
ありったけの愛あいを込こめて