正体 歌詞 手羽先センセーション ふりがな付

嫌きらいなものも好すきなものも
「それなんで?」って言いわれたら分わからない
理由りゆうがいるのも分わからない
僕ぼくは頭あたまが悪わるいんだろな
ところで君きみの服ふくとっても素敵すてきだね
「あら、どの辺へんが?」
「ほらあそこだよ。」
取とって付つけたような理由りゆうを
探さがさないといけない事こともあるみたいだ

好すき嫌きらいは単純たんじゅんだ
説明せつめい上手じょうずなあいつは今日きょうもペラペラと語かたれている
多分たぶん僕ぼくはあいつがさ 心底しんそこ嫌きらいだ
まぁ言いわんけどさ

本当ほんとうは全ぜん部分ぶわかってる
好すきな理由りゆうも嫌きらいも然しかり
押おし付つけがましくなりたくないし
言いわない方ほうが利口りこうだろうし
酔よって話はなした翌日よくじつは
『ほぼ』100%反省はんせいで
もう大体だいたい分わかった
結論けつろん
好すき嫌きらいの話はなしはするべきじゃない

とは言いえ情報じょうほう戦せん
さっさと君きみも口くち割わった方ほうが楽らくなんじゃない
なんせ知しらない人間にんげんが審査しんさ員いん
正直者しょうじきものが好すかれる近代きんだい
なんて後出あとだしも良いいとこ
振ふり返かえって反省はんせいがぶり返かえす
皆々様みなみなさまのお好すきな"好すき嫌きらい"は
きっと己おのれを外はずした神かみの視点してんだ

好すき嫌きらいは単純たんじゅんさ
つまり輿論よろんを捨すてた
純粋じゅんすいで初心うぶな心こころだ
混まざり込こんだ雑念ざつねんが
大層たいそうな"理由りゆう"を生うんで
大袈裟おおげさに"嘘うそ"を重かさねて
引ひき攣つった笑顔えがおが並ならび
口籠くちごもる僕ぼくが嫌きらいなんだ

本当ほんとうは全ぜん部分ぶわかってる
好すきを話はなすと心こころが躍おどる
思おもいがけないような出会であいもあった
自分じぶんも知しらない気きづきもあった
そんな一夜いちやの翌日よくじつは
先程さきほどの『ほぼ』とは別べつで
喜よろこびがあって
結論けつろんが揺ゆらぐからまた期待きたいしちゃうよな

皆みんな勝手かってに好すきになって
何故なぜか勝手かってに嫌きらいになっちゃって
ならば来くる者もの拒こばまずして
特大とくだいの愛あいで相手あいてしてやんぜ
好すきを貫つらぬける僕ぼくでいたい
嫌きらいは知しらないオゲンキデ!
理由りゆうや嘘うそが剥はがれた正体しょうたいを

本当ほんとうはずっと分わかってた
好すきの向むこうに嫌きらいが過よぎる
理由りゆうを探さがしてたのは僕ぼくの方ほうだ
嫌きらいを嫌きらいすぎた末すえの歌うた
酔よって話はなした翌日よくじつの朝焼あさやけで胸むねが痛いたんだ

本当ほんとうは全ぜん部分ぶわかってる
好すきな理由りゆうも嫌きらいも然しかり
押おし付つけがましくなりたくないし
言いわない方ほうが利口りこうだろうし
酔よって話はなした翌日よくじつは
『ほぼ』100%反省はんせいで
もう大体だいたい分わかった
結論けつろん
音楽おんがくにしてしまえば歌うたえるな