駆かけ出だした砂漠さばくの中なかでマッチの焦こげる匂においがした
「そうだ今日きょうは幻まぼろしが見みえる」
インド象ぞう アントワープの婦人ふじん 高価こうかなドレス引ひき摺ずって
「今晩こんばんは」鳴ならすステッキには僕ぼくの孤独こどくは見みえてない
夜よるのサーカスが闇やみに浮うかぶ
死神しにがみが座すわり込こみ黙だまってる
夜よるのサーカスが妖あやしく誘さそう
砂すなの中迷なかまよい込こめば最後さいごだ
燃もえ盛さかる火ひの輪わ 猛獣もうじゅうとマジシャン
手てを叩たたけば 鳴なり出だすギター
駆かけ出だした砂漠さばくの中なかでマッチの焦こげる匂においがした
「そうだ今日きょうは幻まぼろしが見みえる」
サーカスが闇やみに浮うかぶ
死神しにがみが手招てまねいて笑わらってる
夜よるのサーカスが妖あやしく誘さそう
幻まぼろしに迷まよい込こめば最後さいごだ
夜よるのサーカスが闇やみに浮うかぶ
人々ひとびとが寝静ねしずまり黙だまっている頃ころに
サーカスが揺ゆれる 揺ゆれる
砂すなの中一人なかひとりきり迷まよってる
駆kaけke出daしたshita砂漠sabakuのno中nakaでdeマッチmatchiのno焦koげるgeru匂nioいがしたigashita
「そうだsouda今日kyouはha幻maboroshiがga見miえるeru」
インドindo象zou アントワantowaープpuのno婦人fujin 高価koukaなnaドレスdoresu引hiきki摺zuってtte
「今晩konbanはha」鳴naらすrasuステッキsutekkiにはniha僕bokuのno孤独kodokuはha見miえてないetenai
夜yoruのnoサsaーカスkasuがga闇yamiにni浮uかぶkabu
死神shinigamiがga座suwaりri込koみmi黙damaってるtteru
夜yoruのnoサsaーカスkasuがga妖ayaしくshiku誘sasoうu
砂sunaのno中迷nakamayoいi込koめばmeba最後saigoだda
燃moえe盛sakaるru火hiのno輪wa 猛獣moujuuとtoマジシャンmajisyan
手teをwo叩tataけばkeba 鳴naりri出daすsuギタgitaー
駆kaけke出daしたshita砂漠sabakuのno中nakaでdeマッチmatchiのno焦koげるgeru匂nioいがしたigashita
「そうだsouda今日kyouはha幻maboroshiがga見miえるeru」
サsaーカスkasuがga闇yamiにni浮uかぶkabu
死神shinigamiがga手招temaneいてite笑waraってるtteru
夜yoruのnoサsaーカスkasuがga妖ayaしくshiku誘sasoうu
幻maboroshiにni迷mayoいi込koめばmeba最後saigoだda
夜yoruのnoサsaーカスkasuがga闇yamiにni浮uかぶkabu
人々hitobitoがga寝静neshizuまりmari黙damaっているtteiru頃koroにni
サsaーカスkasuがga揺yuれるreru 揺yuれるreru
砂sunaのno中一人nakahitoriきりkiri迷mayoってるtteru