雲くもと一緒いっしょに 越こえて来きた
春はるの峠とうげや 秋あきの川かわ
旅たびは悲かなしや
悲かなしや旅たびは 三味線しゃみせんの
弦つるに結むすべる あゝ 夢ゆめもない
昨日きのう 汽笛きてきの 海うみの町まち
今日きょうは湯煙ゆけむりり 山やまの宿やど
どうせ浮草うきくさ
浮草うきくさどうせ 人ひとの世よの
波なみにもまれて あゝ 流ながれゆく
春はるがおしえた 初恋はつこいは
遠とおい故郷こきょうに すてて来きた
泣ないちゃ弾はじけない
弾はじけない泣ないちゃ 三味線しゃみせんを
なぜに濡ぬらすか あゝ 旅たびの雨あめ
雲kumoとto一緒issyoにni 越koえてete来kiたta
春haruのno峠tougeやya 秋akiのno川kawa
旅tabiはha悲kanaしやshiya
悲kanaしやshiya旅tabiはha 三味線syamisenのno
弦tsuruにni結musuべるberu あaゝ 夢yumeもないmonai
昨日kinou 汽笛kitekiのno 海umiのno町machi
今日kyouはha湯煙yukemuriりri 山yamaのno宿yado
どうせdouse浮草ukikusa
浮草ukikusaどうせdouse 人hitoのno世yoのno
波namiにもまれてnimomarete あaゝ 流nagaれゆくreyuku
春haruがおしえたgaoshieta 初恋hatsukoiはha
遠tooいi故郷kokyouにni すててsutete来kiたta
泣naいちゃicha弾hajiけないkenai
弾hajiけないkenai泣naいちゃicha 三味線syamisenをwo
なぜにnazeni濡nuらすかrasuka あaゝ 旅tabiのno雨ame