五円札ごえんさつにヨ 火ひをつけて
廓帰かくがえりの 下駄げたをさがした
名代みょうだいの漁師りょうしが 死しんだらよ
沖おきに祭まつった 龍神りゅうじんの
酒さけの相手あいてを しちょるわい
男おとこの命いのちが 欲ほしくばヨ
稲妻いなずまころがせ ブリ起おこしだせ
大漁節たいりょうぶしで褌ふんどししめて
嵐あらしの寄よせ場ばへ 越中船えっちゅうせんだ
義理ぎりの親子おやこを さかづきで
ちぎりあっての 沖おきの漁場りょうばだ
番屋ばんやのくるま座ざ のこり炭すみ
誰だれのおんなか 海うみを見みて
紅あかい椿つばきが しおれちょる
女房にょうぼうにしたけりゃ 網あみを引ひけ
龍神りゅうじんあばれる 北きたの海うみはヨ
百万貫ひゃくまんかんの 銭ぜにコの浪なみよ
やみ夜よるの不夜城ふやじょう 越中船えっちゅうせんだ
男おとこの命いのちが 欲ほしくばヨ
稲妻いなずまころがせ ブリ起おこしだせ
大漁節たいりょうぶしで 龍神呼りゅうじんよんで
嵐あらしの寄よせ場ばへ 越中船えっちゅうせんだ
五円札goensatsuにniヨyo 火hiをつけてwotsukete
廓帰kakugaeりのrino 下駄getaをさがしたwosagashita
名代myoudaiのno漁師ryoushiがga 死shiんだらよndarayo
沖okiにni祭matsuったtta 龍神ryuujinのno
酒sakeのno相手aiteをwo しちょるわいshichoruwai
男otokoのno命inochiがga 欲hoしくばshikubaヨyo
稲妻inazumaころがせkorogase ブリburi起okoしだせshidase
大漁節tairyoubushiでde褌fundoshiしめてshimete
嵐arashiのno寄yoせse場baへhe 越中船etchuusenだda
義理giriのno親子oyakoをwo さかづきでsakadukide
ちぎりあってのchigiriatteno 沖okiのno漁場ryoubaだda
番屋banyaのくるまnokuruma座za のこりnokori炭sumi
誰dareのおんなかnoonnaka 海umiをwo見miてte
紅akaいi椿tsubakiがga しおれちょるshiorechoru
女房nyoubouにしたけりゃnishitakerya 網amiをwo引hiけke
龍神ryuujinあばれるabareru 北kitaのno海umiはhaヨyo
百万貫hyakumankanのno 銭zeniコkoのno浪namiよyo
やみyami夜yoruのno不夜城fuyajou 越中船etchuusenだda
男otokoのno命inochiがga 欲hoしくばshikubaヨyo
稲妻inazumaころがせkorogase ブリburi起okoしだせshidase
大漁節tairyoubushiでde 龍神呼ryuujinyoんでnde
嵐arashiのno寄yoせse場baへhe 越中船etchuusenだda