逢あえてよかった お前まえに逢あえて
同おなじ夢ゆめみた この酒場さかば
烏賊いかの丸干まるぼし 噛かみしめながら
腹はらに呑のみこめ 男おとこの愚痴ぐちは
なにはともあれ 先まずは一杯いっぱい
・・・コップ酒ざけ
強つよいふりして 構かまえていても
芯しんは誰だれでも 淋さびしがり
まるい木きの椅子いす 煤すすけた柱はしら
昔むかしのままだよ この店みせだけは
幼おさななじみの 俺おれとお前まえの
・・・コップ酒ざけ
目めと目めみつめて 頷うなづきあって
積つもる話はなしは 後あとまわし
雪ゆきの匂においと 鴎かもめの唄うたが
見みえて聞きこえる のれんの風かぜに
想おもいしみじみ 男同志おとこどうしの
・・・コップ酒ざけ
逢aえてよかったeteyokatta おo前maeにni逢aえてete
同onaじji夢yumeみたmita このkono酒場sakaba
烏賊ikaのno丸干maruboしshi 噛kaみしめながらmishimenagara
腹haraにni呑noみこめmikome 男otokoのno愚痴guchiはha
なにはともあれnanihatomoare 先maずはzuha一杯ippai
・・・コップkoppu酒zake
強tsuyoいふりしてifurishite 構kamaえていてもeteitemo
芯shinはha誰dareでもdemo 淋sabiしがりshigari
まるいmarui木kiのno椅子isu 煤susuけたketa柱hashira
昔mukashiのままだよnomamadayo このkono店miseだけはdakeha
幼osanaなじみのnajimino 俺oreとおtoo前maeのno
・・・コップkoppu酒zake
目meとto目meみつめてmitsumete 頷unaduきあってkiatte
積tsumoるru話hanashiはha 後atoまわしmawashi
雪yukiのno匂nioいとito 鴎kamomeのno唄utaがga
見miえてete聞kiこえるkoeru のれんのnorenno風kazeにni
想omoいしみじみishimijimi 男同志otokodoushiのno
・・・コップkoppu酒zake